本気になっていない!
伸びない理由は、ただそれだけです。
いちいち出来ない理由を探してきて、頭から何も考えずにその理由を丸呑みして、それを何とも思わない精神性。
そして、だんだん行き詰まってくると、そのときだけ慌てて付け焼き刃の対応をして、息咳切らせている。
その後は、喉元過ぎれば熱さ忘れるを地で行きます。
そうした生き方が何年経っても変わらない状況を作っている根源であることに、いい加減に気が付かなくてはいけません。
人間、本気になって出来ないことなど、そう多くはありません。
というより、本気になって出来ないことなど存在しないのです。
出来ない理由は、ただ一つ。
本気でやろうとしていないからです。
いつまで経っても本気になれない人の特徴は、悔しいという経験の欠如です。
どこかで、自分というこの世で唯一無二の存在を、自ら軽く見ているのです。
自分を軽んじれば、他人はさらに軽く扱います。
慣れてはならないそうしたバッシングに、知らず知らずのうちに自ら慣れていくことが大人になることと勘違いして、成功の本道を踏み外していくのです。
成功への礎(いしずえ)は、言うまでもなく継続にあります。
それでは、継続とは一体どういう意味なのでしょう。
ズバリ言います。
継続とは、「怒り」です。
いてはいけない低いレベルで、他人から軽く見られ扱われ、歯牙にもかけられない自分に心底怒りの雄叫(おたけ)びをあげたとき、初めて人は、やるべきことを継続することの意味を感じることが出来るのです。
不甲斐ない自分に、たまには正しいパニックを起こしましょう。
そして、正しく怒らなくてはいけません。
人生を変える力は、今のままじゃ駄目なんだと、本気で思えるかどうかにあります。
気を入れて、やるべきことに取り組みましょう。
何をやろうが、最後に問われることこそが、気を入れてやったのかどうかだけだからです。