トップ > 富山 > 3月23日の記事一覧 > 記事
【富山】震災がれき 来月中に受け入れ意向県議会 知事、岩手県と協議へ県議会三月定例会は二十二日、本会議を再開し、宮本光明(自民)、山上正隆(民主党・県民クラブ)の二氏が総括質問に立った。石井隆一知事は、高岡市などの震災がれきの本焼却の決定を受け、岩手県とがれき受け入れの協議を進め、「四月中に受け入れ開始できれば」との意向を示した。二十五日は委員会などが開かれる。 石井知事は、高岡市からできるだけ早期の受け入れの意向を示されているとした上で、「県としてその趣旨に沿うようにしたい」と明言。「岩手県は災害廃棄物の処理に困っているようで、一日も早い復興復旧のための協力で、適切にしっかりと取り組んでいきたい」と述べた。 同じく本焼却を決めている富山地区広域圏事務組合(富山市など五市町村)に、石井知事は「施設側の受け入れ可能時期を確認しながら進めていきたい」との考えを示した。 受け入れ開始を前に県は今後、がれき受け入れの基本的な枠組みを定める基本協定書を岩手県と締結し、県としての災害廃棄物の本格受け入れの基本的な計画となる「実施基本計画」を策定する。石井知事は、「岩手県や関係市町村と役割分担し、搬入から処理まで放射能の測定などをして安全性の確認をしっかり行いたい」と述べた。 (川田篤志) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|