望月「きたなって感じ」

　望月は淡々と喜びを噛みしめた。「うれしいっす。もしかしたらとは思っていた。ビックリというより、とうとうきたなって感じです」と予感していたことを明かした。名門・野洲高で１年時から１０番を背負ったセクシー・フットボールの申し子は「緊張はあんまりしないタイプ。遠足の前の日もよく眠れる」と話す。練習試合でも堂々としたプレーを見せ「プロで通用すると思う」。冷静に自己分析する１８歳が、早くもベールを脱ぐか。