NHK千葉県のニュース　千葉放送局

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県立２高校バレー部で体罰発覚

東金市と匝瑳市の２つの高校のバレーボール部でいずれも男の顧問の教諭が、部員に体罰を加えていたとして、千葉県教育委員会は２人を減給や戒告の懲戒処分にしました。
千葉県によりますと、県立東金高校のバレー部の顧問をつとめていた２９歳の男の教諭は、おととし７月からことし２月にかけて、練習試合の際、およそ３０回にわたり合わせて１６人の部員に頬を平手打ちしたり、足や腹を蹴ったりする体罰を加えたということです。県に対し教諭は、「平手打ちをすることで次のミスを防ぎ、結果的に強いチームになると思った」などと話しているということで、教育委員会は、教諭を減給１０分の１、３か月の懲戒処分としました。また、県立匝瑳高校のバレー部の顧問をつとめる５７歳の男の教諭も去年８月と１２月、練習試合中に８人の部員全員を竹刀でたたいたり、平手打ちしたりしたということで、戒告の懲戒処分を受けました。
千葉県教職員課の金子英孝課長は、「体罰には何ら教育的効果はないことを改めて職員に周知し、体罰の根絶に取り組みたい」と話しています。

03月21日　18時50分

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