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2011-06-19 15:19:46

夜行バス苦手克服大作戦

テーマ:☆旅と鉄道☆
昨年、強烈な乗り物酔い(揺れるスターフライヤー事件 )を引き起こして以来、
内耳機能がすっかり弱くなって、乗り物酔いを感じやすくなりました。
小さい頃は乗り物酔いが激しかったのですが、小学校に上がった頃には自然に克服して、
一時期は絶叫マシンにはまっていたんですよね…これでも…。
唯一酔ったことないのが船かな。まああんまり揺れる船乗ってないと思うけど…。

25過ぎたあたりから老化のせい(?)か絶叫マシン酔いをするようになったけど
車や列車に関しては乗り物酔いはほとんどしなくなっていたのですが、
(振り子列車でケータイメールしすぎて酔ったことはある(;・∀・))
例の一件以来、ひとつ苦手になった乗り物が。

それが、夜間高速バスです。
車や列車が大丈夫で高速バスがダメなのは、おそらく
「気分が悪くなっても止められる、降りられる」という大きなメリットがあるからだと思います。
気分が悪いです、と申し出ることはできるけど、実際気持ち悪くなったら
もうそれを呼ぶのすら億劫になるのでは、という気もするし…。

すっかり苦手になったと言うわりには、今年に入って何度も乗っているのですが、
それなりに克服しておかなければ、という闘争心も芽生えつつあり、
自分なりにいろいろ試してみたことをメモしておきます。
夜行バスとか苦手だなーという方は、参考にしていただければ。
(もちろん効果には個人差があります)


<乗る前に心がけること>

酔いやすくなる原因としてよく言われているのが、睡眠不足。
疲れていれば夜行バスで眠れるはず、と思っていても
結局眠れなくて、眠るどころか酔ってしまうということも十分に考えられます。
睡眠不足は酔いの大敵なので、前の日は必ず早めに寝ましょう。

食事は、脂っこいものや刺激物を避けて、消化のいいものを。
満腹すぎてもおえーっとなってしまうので、腹八分目くらいにして控えめに。
人にもよりますが、私は柑橘系も苦手です。
過去に酔った経験があれば、その直前に食べていたものを控えておくと
酔った記憶もよみがえりにくいのではと思います。

夜行バスに乗る前は水分を控えめに。
トイレつきのバスならまだ良いのですが、ない場合は
途中サービスエリアでトイレ休憩を取った時に行かなければなりません。
もっとも、深夜高速バスの場合、私は途中休憩の時にいちいち起きるのが面倒なので、
長距離でなければ(6時間程度までかな)トイレに行かなくてもすむように、
あらかじめトイレをすませてから乗車するようにしています。
もちろん、バス中での水分補給用ペットボトルは持参します。


<酔うと思ったら負け>

一番大事なのが心構えで、基本的に「酔うと思ったら負け」です。
とはいっても、強烈な乗り物酔いの記憶というのはかなり鮮明なもので、
忘れようとすればするほど脳裏によみがえってくるもの。
夜行バスに乗る日なんて、お昼ぐらいから「ああ、今日バス乗るんだ…」と
白目になりそうなこともあります。

もちろん、これの対策としてはバスのことを考えない、酔わないと自己暗示をかける、
というのが定番ですが、バス停に行くまでにも緊張度は高まるもので、
「バスに乗る前に吐きそう…」なんてことにもなりかねません。
私は実際そうなったことがあるので、極力バスのことを考えないように
ツイッターで気を紛らわせたり、好きな音楽を聴いたりします。
酔わない酔わないと自己暗示をかけるのって、想像以上に難しいんですよね…。


<乗る前の準備>

私の場合、夜行バスセットなる持ち物リストがあります。

・ペットボトル(水分補給用。匂いにやられることがあるので、極力ミネラルウォーター)
空気枕(私は頚椎があんまりよくないので、これは必須です)
耳栓(ぼりぼりと食べる音がうるさい人、音漏れしてる人をシャットアウト。
     ただし寝入ってしまうと、ほぼ車内放送を聞き逃します…)
アイマスク(これについては後述)
使い捨てマスク(乾燥防止にもなるけど、私は匂いシャットアウトのために)
・薬(病院でもらっている酔い止め薬・眠くなる薬など。常備薬)
・iPod touch(好きな音楽やPodcastを聴いていると気が紛れることもありますが、
        激しい音楽聴きすぎると音酔いするほどデリケートな私の内耳…)
・ポケット菓子(チョコレートやおせんべいなど、ぽいっと口の中に入れられるもの)

太字の4アイテムは、勝手に「高速バス4種の神器」と呼んでおります!

基本的に、バスの中では食事をしないように、夕食や朝食の時間はずらします。
バスの中で食べる食事ってたいていおいしく感じられないし、
おいしくもないのに食べるくらいなら、降りてから食べたほうがいいじゃないですか!
お弁当の匂いも場合によっては酔いの原因になるので、
軽食でもパンくらいにとどめておいたほうがいいなーと思っています。
当然ですが、空腹も酔いの大敵ですよ。

あと、ウエストを締めつけない楽な服装で。
ワンピースとか楽でいいですよね…。


<バスの選び方>

はいここ重要!テスト出るよ!!(←なんの)
バスの選び方ひとつでも、翌日の行動に大きく影響するものです。
どこでも寝られる自信のある人はこんなエントリーは読んでいないと思うので、
バス苦手で眠れないよーという人向けにポイントをいくつか書いておきます。

・4列よりは3列がいいに決まっている

当たり前ですが、シートにはゆとりがあるに越したことはないです。
最近は夜行バス業界はどこもシートに力を入れているところが多いので、
近距離以外は3列シート採用のところが多いと思います。
狭いシートで無理に身体を折って寝ると、翌日肩や背中、腰がバッキバキになることも。
3列シートだと前後のシート間隔も広いことが多いですし、
4列シートに+αの料金で快適が買えるなら、それでもいいじゃない!

ちなみに、3列シートも1+1+1の独立シートタイプと、2+1の半独立シートタイプがあります。
友達と一緒なら2+1列タイプでもいいけど、一人で乗るなら完全独立シートのほうが
気が楽だなーと思います…。

繁忙期でなければ、4列シートを選ぶと隣の席が空席で、
小柄な人なら横になって眠ることもできたりします。
時期によってうまくシートを使い分けることが重要です。

・女性専用席や女性専用フロアもいいと思うの

知らない男性がすぐ隣に座っているようではおちおち眠れない、という人も
中にはいるかもしれませんが、そういう人には女性専用シートを選ぶと良いです。
車両後部だけ女性専用というタイプ、
2階建て車両の1階部分が女性専用シート、
車両まるごと女性専用車というタイプもあったりします。
私は性別はあまり気にしないほうなので(それなりの回数乗ってるし…)
たまーにしか使いませんが、予約時に選ぶ余裕があれば
そんな選択肢もありかな、と思います。

・レッグレスト・フットレストは想像以上に重要です

足を乗せるレッグレスト、太もも部分を支えてくれるレッグレスト、
この二つがあると、翌日朝の足の疲れが全然違います。
靴を脱いでフットレストに足を伸ばすだけでも、かなり楽。
冬場にごついブーツをはいていたりすると、
足元でちょっと邪魔になったりもしますが。。。


・リクライニング角度は130度はほしいところ

最近はファーストクラスなみの快適さを追求した車両も出ていますが、
個人的経験上、リクライニング角度は130度~140度で十分かなと思います。
後ろに人がいるとフルリクライニングしづらかったりするので、
全開で倒している人って案外少なかったりしますよね…。
消灯するまではシートを倒しづらいですし、とりあえず乗ってから消灯するまでは
新幹線くらいの角度で、消灯したら全開!で倒せればベストです。
私はできるだけリクライニング倒して眠りたいタイプなので、
ほぼリクライニングなしで寝ている方を見ると、本当に尊敬してしまいます…。


・はずれシートという名の落とし穴

予約時に座席を選べればいいのですが、選べないことも多く、
当日バスで受付をするまで座席がわからないこともよくあります。
ここで前方だったりタイヤ上あたりだったりするとラッキー!
途中のSA休憩で外の空気を吸いたい時なんかは、
前方の座席の方が断然楽チンですよね。

しかし、これは一喜一憂ポイントでもあり、
座席番号を聞いてがっかりすることもしばしばあります。
私は個人的に「はずれシート」と呼んでいるのですが、
それは最前列の3席、最後列の3席です。

最前列は足元が狭い作りのものが多くて、足が伸ばせません。
小柄な私ですらきゅうくつに感じるのだから、
背が高い人には相当きついに違いない…。
中途半端に足を曲げて寝ると、想像以上に疲労感が蓄積されてしまいます。

そして最後列は言わずもがな、とにかく揺れる!
2階建てバスの最後列だったりすると、ほぼ揺れっぱなしです。
上下動に加え左右にも振られるので、眠りにくいことこの上ない…
ただこのシートにもメリットがあり、最後列のため後ろに人がいないゆえ
リクライニングし放題でもあります。

ちなみに、以前2階建てバスの最前列に乗った時は、
やはり下方向に足が伸ばせる作りになっておらず、
カーテンを閉めてるのをいいことに、足を上に放り出して寝てました…。
最近の車両は少し改善されてるのかなぁ。
車窓がスリル満点だったのをよく覚えています(笑)

・女性向けなシートもいろいろ

有名どころだとWILLERSの女性専用シートですかね。
カラフルでかわいいけど、私はシートにそこまで求めてない、かな…。

最近はプライバシーに配慮して、各シートごとに仕切るカーテンがついているもの、
顔周りが隠れるカノピーがついたものなんかもありますよね。
私はそこまで新しい車両に乗ったことがないので、
機会があれば乗ってみたいなーと思います。
(得てしてそういう車両はちょっと料金もお高めなので、なかなか選択肢に入らない…)


<バスに乗車したら>

集合時刻には余裕を持って、早めに受付をすませて乗車してしまいます。
発車時刻ギリギリでダッシュすると、妙な緊張感がプラスされて
酔いやすさ倍増します(経験あり)。

乗ったら、まず靴を脱いで少しリクライニングシートを倒して、楽な体制に。
バスの匂いで酔ってしまう、という人は、乗る前にマスクを装着しておきましょう。
体臭きつい人もたまにいますが、香水がきつい人もいたりしますからね…。

乗ったらすぐ、空気枕をふくらませて、首を固定します。
出発しても首が痛くならないし、横揺れに強くなるので本当に楽です。
このアイテムを開発してくれた人に心から感謝します。
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酔うかも、と緊張していると、五感も敏感になります。
外部からの刺激を徹底的にシャットアウトしておくのが吉。

友達と一緒に乗って遅くまでしゃべっている若い子たちに遭遇したら、
ヘッドフォンか耳栓を突っ込んでおけばOK。
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そして、視覚刺激。
私の場合、これが大きな酔いの原因になっているようです…。
そういえば、スターフライヤーで酔った時も、モニターガン見してたのだった。
ケータイや本を読むのはもちろん酔いの原因になりますが、
流れる景色をずっと見ているのも酔いの原因になります。
特に、夜景は目を酷使した後で疲れているので、視覚刺激を遮断することで
五感に与えるストレスをかなり軽減してくれる気がします。
アイマスクするようになってから、格段に酔いが軽減されました。
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すごく目が疲れてる時は、使い捨てホットアイマスクを使うのもおすすめ。
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私は酔い止めバンドを使ったことはないのですが、
手首にあるツボを刺激するというのも昔から有効と言われている方法ですね。
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それから、「酔い止めは酔いを感じる前に」が大原則。
私は病院で内耳障害用のトラベルミンをもらっているのですが、
持っていない方は市販のものでも比較的効くと言われているものを。
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あまり薬には頼りたくないけど、少なくとも内耳が弱っている間はそうも言っていられないので、
しばらくは治療のためにも飲んでおかなければ…(´;ω;`)

ひとまず、現状の最強なのは「寝たもん勝ち」ですよ(^ω^)


<それでも酔ってしまったら>

一生懸命「酔わないぞ!」と意気込みもむなしく、酔ってしまったら…。
ツボを刺激し続けることも大事ですが、できれば外の空気を吸うこと。
SAでトイレ休憩の時に吸う空気は、排気ガスもあるので決しておいしい空気ばかりでは
ありませんが、気分転換にはもってこいだと思います。

至極単純ですが、深呼吸して自律神経を安定させるのも大事だと思います。


どうしてもやばい、という時は運転手に申し出るか、
覚悟を決めてエチケット袋を用意するのもいいかもしれません。
というか、しておいたほうがいいです。ぶちまけたら自分でもショック受けますからね…。
エチケット袋ゲロゲロ
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いつも思うんだけど、この商品のネーミングはちょっとひどいと思うんだよね…
もう少し優しい名前つけてあげられなかったのかな。。。

私はどうしているか、というと、「これやばいまじ吐きそう」というレベルにもっていかないよう
ひたすら自己暗示と五感シャットアウト作戦で、なんとか乗り切っています。
いろんな乗り物克服サイト見ながら自分で研究して、
元々臭覚と視覚はけっこう敏感だという自分の体質を考慮した結果、
この五感シャットアウト作戦、一番目に見える効果がありました。
もちろん個人差がありますので、誰にでも聞く方法ではないと思いますが、
酔いやすいな~という人は騙されたと思って、一度試してみてください。
(騙された!と思っても報告しないでね…笑)

一度乗り切れるとそれが自信になり、次に乗る時も
「この間酔わなかったから今回も大丈夫」と思えるようになりますよ。


<三半規管は鍛えられるらしい>

乗り物酔い克服サイトを回っていると、大半に書いてあった
「でんぐり返しをすると三半規管が鍛えられる」説ですが、
個人差はあるものの、確かに克服しているという人もいるようです。
私も一時期試してみたのですが、効果はありませんでした…。
人によりけりだと思いますので、何もしないよりはましかも?くらいの気分で
試してみたらいかがでしょうか。
自分の体質に合った対策方法が見つかるといいですね。


以上、個人的にいろいろ乗ったり試したりした結果をざっと書いてみました。
なんか乗り物酔い復活したかも、と思いながらも
往復夜行バスでボランティア行ったりできるまでには改善しているので、
このままさくっと克服してしまえたらなーと思います。
他にもこんな方法があるよ!という情報お持ちの方は、ぜひ教えてください♪

ペタしてね

コメント

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1 ■大変参考になりました。

私は乗り物酔いがひどいので、この記事すごく参考になりました。特に持ち物リストは今後実践させていただきます。
40年ほど乗り物酔いとつきあってきた経験から、私が注意していることはほとんど書かれていて、記事を拝見しながら思わずうなずいてしまいました。
「酔うと思ったら負け」は全くその通りで、私は過去に超満員のバスで最後部の最悪の座席を割り当てられ「酔うぞ」と思った瞬間、バスが走る前なのに気分が悪くなり、乗るのを断念した経験があります。あと、確実に酔うのが眠いのに何らかの理由で眠れなかったときですね。そのためにはやはり座席選びは重要だと思いました。

2 ■Re:大変参考になりました。

>reisさん
参考になれば幸いです!
まだまだブログに書ききれなかった情報もありましたが、
少しでも乗り物に弱い人の参考になれば…と思って
即効性ありそうなところをピックアップして書きました。
快適なバス旅ができるといいですね!

3 ■参考になりました。

私は会社の会議参加のために夜行バスを使うことがあるのですが、今まで2回利用して2戦2敗(T_T)

バス酔いはしないのですが、とにかく眠れないのです。

眠る環境が窮屈ということや、リクライニングシートを倒すのに後ろの人に気を使っちゃったり。

明日も愛媛県から東京までの地獄の10時間が待っていますが、五感を遮る方法を試してみますね! 

尚、私の夜行バス携行アイテムは、
①エアー枕
②アイマスク
③ブランケット
④のど飴
⑤ペットボトルのお茶

ここに今回は睡眠導入剤を加えます。
あくまでも最終手段ですが。

無事、品川まで到着できることを祈ります。


4 ■参考になりました。

私は会社の会議参加のために夜行バスを使うことがあるのですが、今まで2回利用して2戦2敗(T_T)

バス酔いはしないのですが、とにかく眠れないのです。

眠る環境が窮屈ということや、リクライニングシートを倒すのに後ろの人に気を使っちゃったり。

明日も愛媛県から東京までの地獄の10時間が待っていますが、五感を遮る方法を試してみますね! 

尚、私の夜行バス携行アイテムは、
①エアー枕
②アイマスク
③ブランケット
④のど飴
⑤ペットボトルのお茶

ここに今回は睡眠導入剤を加えます。
あくまでも最終手段ですが。

無事、品川まで到着できることを祈ります。


5 ■参考になりました。

私は会社の会議参加のために夜行バスを使うことがあるのですが、今まで2回利用して2戦2敗(T_T)

バス酔いはしないのですが、とにかく眠れないのです。

眠る環境が窮屈ということや、リクライニングシートを倒すのに後ろの人に気を使っちゃったり。

明日も愛媛県から東京までの地獄の10時間が待っていますが、五感を遮る方法を試してみますね! 

尚、私の夜行バス携行アイテムは、
①エアー枕
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あくまでも最終手段ですが。

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