世界征服を目論む、悪の組織『デスブランド』。
そこで事務員として働いていた『立川将志』は、女幹部『ラグリア』に<経費削減&素質があった>を理由に、勝手に触手怪人『ショクシュンガー』に改造されてしまう。
それから数ヶ月、すっかり事務員兼怪人として定着してまった将志は、ある日ラグリアと共に上層部に呼び出され、ある地方都市の支部を立て直すようにという指令を受ける事に。
だがその支部は<ボロボロで設備は整っていない・戦闘員の練度が低い・怪人がいない>等といった問題を多く抱えて支部として機能しておらず、敵対組織(正義の組織『ジャスティア』)からは『勝手に自滅する』と言われるほどに酷い有様だった。
それでも頑張って立て直そうとした矢先、その動きを察知したジャスティアが魔法少女を送り込んできてしまう。
更には、ラグリアの業務を評価するため、監査役としてラグリアのライバル的存在の女幹部が派遣されてくる。
只でさえ厄介な状態を立て直さないといけないのに、魔法少女と戦い、組織内でも派閥に巻き込まれて戦わなければならない。
交錯するそれぞれの思い。やがて問われる各々の価値観。
果たして正義とは?そして悪とは?……そして将志は、無事平穏を取り戻せるのか?