事業者支援施設「浅草ものづくり工房」11月27日落成式 12月1日オープン
更新:2010年10月22日
平成21年11月25日(水曜)
台東区の地場産業のものづくり分野で創業を目指す方達の創業支援(インキュベーション)施設
「浅草ものづくり工房」が12月1日からいよいよオープンします。
台東区では、橋場の産業研修センター(橋場1丁目36番2号)の旧館を改修して皮革をはじめとする地場産業(靴、鞄、バッグ、ベルト、帽子、アクセサリー、ジュエリー等)のものづくり分野を支え、活性化を担う職人・クリエーター等を集め、創業支援活動の場となる「浅草ものづくり工房」を開設します。
台東区の地場産業業界は、海外からの高級ブランド品や安価な製品の大量流入などにより業績が低迷しています。加えて職人の高齢化が進行し、後継者不足も深刻な問題になり、ものづくりを支える人材育成が急務となっています。
今後、施設運営を通じて、地場産業のものづくり分野で創業を目指す多くの職人・クリエーター等に、経営やビジネスのアドバイスや地場産業との連携による事業活動のサポート、ものづくりの場を提供することで、地場産業業界の活性化に寄与したいと願っています。
浅草ものづくり工房の特長
(1)皮革関連をはじめとする地場産業のものづくり分野を支える職人・クリエーター等を主体として入居者とする本格的な創業支援施設です。
(2)9組の職人・クリエーター等に、低廉な使用料の事務所や充実した共用施設を提供し、創業までの負担を軽減します。
(3)基は、昭和44年に開校された「台英小・中学校」の校舎です。それを産業研修センターとして利用していたものを改修して、多目的に使える機能的な施設としたものです。
(4)インキュベーションマネージャーが常駐して、入居事業者のサポートにあたります。
※業務委託先は、有限会社 シューフィル 代表取締役 城 一生 が公募で選ばれました。 台東区浅草7丁目3番6号 タテマツビル1F 電話:03-5603-0721
施設の概要
(1)開設 平成21年12月1日
(2)所在地 東京都台東区橋場1丁目36番2号 産業研修センター旧館
(3)構造・建物
- 鉄筋コンクリート構造3階建て(内、2・3階を使用)
- 敷地面積 1,757.17平方メートル 延べ床面積 2,477.45平方メートル(センター)
- 浅草ものづくり工房延べ床面積 932.78平方メートル
(4)施設
- 1.賃貸事務所 8室(31.5平方メートル)、1室(39.2平方メートル)
- 2.共用施設として、交流サロン(展示室、商談室、会議室など多目的に利用可能)、倉庫、給湯室、トイレ等。また、利用可能な産業研修センターの施設として、機械研修室、会議室、図書室等がある。
入居者について
(1)入居資格 皮革をはじめとする地場産業(靴、鞄、バッグ、ベルト、帽子、アクセサリー、ジュエリー等)のものづくり分野の職人・クリエーター等で、創業を予定、または創業5年以内(平成21年12月1日現在)の企業か個人。
(2)入居期間 3年間(但し、2年に限り延長可能)
(3)利用料金 利用料・共益費込み 8室 28,000円、1室 34,000円
(4)入居者 靴関連事業所 7社 鞄関連事業所 1社 アクセサリー関連事業所 1社 の合計9社
オープンに先立ち、落成式を次のように行います。
落成式
(1)日時 平成21年11月27日(金曜) 午前10時から
(2)会場 台東区立産業研修センター(橋場1丁目36番2号) 新館301集会室
(3)次第
- 挨拶 吉住 弘 台東区長、 君塚 裕史 台東区議会副議長
- 来賓祝辞
- インキュベーションマネージャー紹介
- 入居者紹介
※落成式終了後、工房内見学
お問い合わせ
産業振興課庶務・伝統工芸担当
電話:03-5246-1131