元横綱大鵬の納谷幸喜さん(享年72)の孫、納谷幸男(18)が、初代タイガーマスクの佐山聡(55)率いる掣圏真陰流興義館に入門。初練習が公開された。昭和の大横綱とうたわれた祖父より、ひとサイズも大きい体から繰り出す規定外のパンチと蹴りを目の当たりにした佐山は「将来の世界王者」となることを確信。さらにアントニオ猪木(70)、小川直也(44)ら超大物が名を連ねる「平成の大鵬育成プロジェクト」の発足をブチ上げた。
日本格闘界の明るい扉が今、開いた。スーツ姿で会見に臨んだ納谷は「この場でしゃべらせていただくのはおこがましい。実力もないし、自信もない。ただ最後までやり切るのが自分の目標です」と小さな声で語るのが精一杯だった。
13日に埼玉栄高を卒業したばかりで、新弟子らしい初々しい所信表明となったが、血は争えない。トレーニングウエアに着替えると、いつしか戦士へと変貌していた。
まずは礼儀作法を教わり、パンチの練習に移行。軽いジャブを放っただけだが、ミットを持っていた佐山は「何なのコレ…」とその威力に脱帽し、泣きっ面で早々とミットを外した。サンドバッグへの蹴りを見た佐山の口から出てくるのは「ものすごい!」と驚嘆の声ばかり。相撲以外にも藤原敏男氏のジムでキックボクシングを習っていた納谷だが、偉大なる祖父より10センチも高い197センチの巨体から繰り出される打撃は圧巻だった。
佐山は「練習を見たのは今日が初めてで正直、不安だった。でもデカくて速い。あの大きさで動ける人はいない。必ず世界王者にする。自信を持ってほしい」と納谷の大成を確信。まずは武道家として育て、武道掣圏のリングでデビューさせる方針だ。
気になるデビュー戦は「完成してから」(佐山)と来年となる可能性もある。これだけの逸材だけに、各部門のエキスパートに弟子入りさせ「格闘界の大横綱」に育て上げる構想はすでに固まっている。
「関節技はオーちゃん(小川)に、打撃は藤原先生。海外にも行かせたい」(佐山)
総合格闘技で王者になれば、プロレスにも進出させるという。「そうなったら猪木さんのところに預けたい」と佐山は日本格闘界を挙げた育成プロジェクトとなることを明かした。
1月19日に死去した祖父に「やるなら最後までやり通せ」と励まされたという納谷は「その言葉を胸にやっていきたい」とキッパリ。“平成の大鵬”の今後から目が離せない。
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