飲酒運転:陸士長、停職の懲戒処分−−陸自第8師団 /熊本
毎日新聞 2013年03月20日 地方版
陸上自衛隊第8師団は19日、飲酒運転で検挙された第42普通科連隊の男性陸士長(22)を停職30日の懲戒処分にした。陸士長は同日付で依願退職した。
第8師団によると、陸士長は休暇中だった1月5日午前0時半〜5時、八代市の飲食店で酒を飲んだ後、友人を送るため軽乗用車を運転。県警に酒気帯び運転の疑いで検挙されたという。
陸士長は途中、市内の踏切前で、遮断機が下りたため停止。エンジンを掛けた状態でそのまま眠り込んだ。駆けつけた警察官が検査をしたところ、呼気1リットル当たり0・18ミリグラムのアルコールが検知された。当時「代行運転で帰るつもりだった」など話したという。
山本雅司・同連隊長は「服務指導を徹底し信頼回復を図る」とのコメントを出した。