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【プロ野球】

開幕はマー君濃厚 23日G戦で試運転

2013年3月22日 紙面から

練習の合間に話す楽天の田中(右)と日本ハムの稲葉=東京ドームで

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 楽天のエース田中将大投手(24)が開幕投手を務めることが濃厚になった。21日、東京ドームでの日本ハム戦でチームに合流。ブルペンで投球練習をして、29日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に向けた逆算に入った。

 WBC決勝での先発が夢と消えた右腕に、新たな目標が設定された。この日の試合前に約40球の投球。「いつも通りに投げました」。短い言葉の中に「順調」の2文字が透ける。心配された心身の疲労は問題ない。首脳陣も即座に動き、今後の登板スケジュールを右腕に伝えた。

 田中は「僕の口からは言えないです」と言葉を濁し、星野監督も「そうなの? 知らないよ。佐藤(投手)コーチに聞いて」と取材陣をケムに巻いた。ただ、登板2日前のブルペン入りは田中のルーティン。23日の巨人戦で登板することが確実になり、中5日で開幕戦に合わせる調整に入ったことは明白だ。

 WBCでは3試合に登板し、4イニングで10奪三振。しかし、先発を任されたのは1次ラウンド初戦のブラジル戦だけだった。「いろんな面で経験になった。それをどう整理して、シーズンに還元していくかは自分次第。次は日本一が目標」。気持ちを切り替え、初優勝を目指すイヌワシ軍団の先頭に立つ。(井上学)

 

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