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燃料プール冷却システム、全て復旧~東電
停電の影響で止まっていた、福島第一原発の使用済み燃料プールの冷却システムについて、「東京電力」は20日、全て復旧したと発表した。
18日、福島第一原発で停電が起き、1号機と3号機、4号機の使用済み燃料プールなどの冷却システムが停止し、9つの設備に影響が出た。停電の原因について、東京電力は、3号機と4号機の仮設の配電盤に何らかの不具合が起きた可能性が高いとして、電源をつなぎ替える作業を行った。その結果、19日夜までに1号機と3号機、4号機の冷却システムなどが復旧し、残っていた共用プールの冷却システムも20日午前0時過ぎに復旧、全ての設備が復旧した。
今回の停電で、燃料プールの水温が最も高い4号機では、停電前と比べ、水温が最大で6℃上昇したが、原子炉への注水に影響はなく、敷地周辺の放射線量にも異常は見られていない。
東京電力は、停電を起こした配電盤の不具合について原因を調べる方針。
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