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自民 旧姓使用の拡大検討へ
3月21日 4時7分

自民 旧姓使用の拡大検討へ

自民党は、いわゆる「選択的夫婦別姓制度」を巡って、戸籍上、別姓を認めることには慎重な意見が根強いことを踏まえ、運転免許証や健康保険証に旧姓を併記できるようにするなど、旧姓を使えるケースを増やすための法改正を検討することになりました。

結婚する際に夫婦が別の姓を名乗るかどうかを選択できる「選択的夫婦別姓制度」は、平成8年に法務省の審議会が導入を求める答申をまとめたほか、政府の男女共同参画基本計画にも盛り込まれるなど導入が検討されてきましたが、いずれの政権でも与党内の意見がまとまらず、実現にいたっていません。
こうしたなか自民党は、戸籍上、別姓を認めることについては、依然として慎重な意見が根強いことを踏まえて見送るものの、女性の社会進出が進んで結婚後も旧姓で仕事を続ける人が増えているとして、旧姓を使えるケースを増やすための法改正を検討することになりました。
具体的には、党の「女性活力特別委員会」などで、運転免許証や健康保険証に旧姓を併記できるようにすることなどを検討することにしています。
ただ党内には、「旧姓の使用を拡大しすぎると、家族の絆が薄れかねない」などと慎重な意見もあることから、どの程度まで旧姓の使用を認めるのか、慎重に議論される見通しです。

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