宇宙は138億歳、1億年高齢に 欧州機関、最古の光解析宇宙の年齢はこれまで考えられていたより約1億年長く、138億歳とする最新の研究結果を欧州宇宙機関(ESA)が21日、発表した。宇宙誕生のビッグバンから間もない時期に放たれた「最古の光」を詳しく解析した。 この光は、現在はマイクロ波として地球にあらゆる方向から届き「宇宙背景放射」と呼ばれる。ESAは2009年に打ち上げた宇宙望遠鏡プランクで、これまでにない精度で観測することに成功した。 宇宙初期の光を詳細に分析すれば、宇宙を構成する物質の組成や宇宙の年齢などを詳しく知ることができるとされる。 【共同通信】
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