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日商会頭 震災復興の加速要望
3月21日 13時37分

日商会頭 震災復興の加速要望
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日本商工会議所の岡村会頭は根本復興大臣と会談し、東日本大震災からの復興を加速させるため、被災した中小企業の再建を支援する補助金の拡充や原発事故による風評被害対策の強化などを要望しました。

会談には日本商工会議所の岡村会頭のほか、宮城県や福島県の商工会議所の代表らが出席し、はじめに岡村会頭が、根本復興大臣に対して要望書を手渡しました。
要望書では、被災した中小企業の再建を支援するための補助金の拡充や申請に必要な事務作業の簡素化を求めています。
また、原発事故による福島の再生を加速するため、農林水産物などの風評被害の対策を強化するとともに、除染作業を着実に実施することも要望しています。
要望書の提出後、岡村会頭は「震災から2年が経過したが、依然として復興は遅れ、福島もいまだに出口が見えない状況が続いている。震災からの復興と福島の再生なくして、わが国の再生はありえない」と述べました。
これに対して、根本大臣は「現場主義に立って、現場の意見を吸い上げながら復興庁が司令塔となって各省庁を動かし、復興を加速させたい」と述べました。
会談のあと、岡村会頭は記者団に対して「中小企業への補助金に関しては大臣から柔軟に運用していくという話があり、その点に関しては安心している」と述べました。

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