• 三菱航空機「M-170MR/SR/ER」(ドリームプレーン)
  • M-170MR/SR
    全長 64.1 m
    全幅 65.3 m
    乗客数 3Class 295
    乗客数 2Class 390
    乗客数 1Class 430
    貨物 合計 150 m³ 8 パレット +LD-7 8台 or 32 LD-3 + バルク 17 m³
    最大離陸重量 300,904 kg/348,500 kg
    最大搭載燃料 181,960 L/242,287 L
    航続距離 15,000 km 18,000 km 9,195 km
    エンジン IHI-CFI-350-MR (416.8 kN) /IHI-CFI-350-SR (489.3 kN)×2
    最高速度 M0.86
    巡航速度 M0.84
    M-170(ドリームスパロー)
    は日本の三菱航空機が2000年に開発したワイドボディ双発ジェット機である。
    着陸装置としては、2本の主脚に三菱航空機の旅客機部門としては初めてタイヤが6輪ずつ装備されている。太い胴体の中央部を1階の客室に充てたため、その下の貨物室も広く取れたが、客室天井と機体上辺との間のかまぼこ型の空間には、前部と後部にそれぞれコックピット・クルー用とキャビン・クルー用の休憩室を設けることがで きるため、長距離便でも交代乗務員用に客室や貨物室内に座席等を割り当てる必要がない。このように旅客と貨物の両面で収益が得られるよう考慮された飛行機であり、夜間に貨物専用便として運航されることもある。

    M170は三菱航空機の旅客機としては初めて操縦系統にフライ・バイ・ライトを採用した。しかし、同じフライ・バイ・ライト方式でもサイドステックを用いたエアバス社製の機体など違い、 在来型の操縦桿を操縦席正面中央に残し、動翼面に掛かる振動や重さといった要素をコンピューターで計算、操縦桿へフィードバックすることで擬似的に再現しており、従来の機体を運行してきた航空会社でもパイロットが違和感なく最小のトレーニングで本機へ移行できるよう配慮されている。
    ソニー製のコクピットのHUD及び客室用音響・映像機器や、パナソニック製照明・空調機器、TOTOのウォシュレットなど、日本企業のありとあらゆる技術を結集したため、非常に好評である。
  • 2013年 03月21日 (木) 13時14分
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