パーツ説明としてはこれが最後になる?と思います。
私のハンドルネームのホワイトスターです(爆)
このパーツは世代区分としては基本的に2種類と考えてよいでしょう。
1950年代の飴色かかった象牙色のようなホワイトスターと1960年代以降現行まで続く本当に白のホワイトスターの2種類です。
1950
1960-

大小左の画像で右側の物は、一回り小さいホワイトスターが1970年代に存在します。ただ仕様というレベルではなく稀にある程度でのようですが・・・
澤さんのブログでは「通常よりもひとまわり小さなホワイトスターの149は、70年代後半から生産された149、それも開高健モデル、そう、14C中白ニブのついた149に存在するようである。」とありまた60年代以降に生産された149の、天ビスのホワイトスターのさは、約6.5ミリである(スターの輪郭の幅。エッヂからエッヂまで)。少数存在する小さなホワイトスターの幅は、約5.9ミリである。」とある。
次回書く予定の開高健モデルの条件の一つのようです。(4月にまた確認してみます)

考察としては
 ここまででほとんどの部品部分の違いを書いてきたつもりですが、これはあくまで
149年表を作ってデフォルトがどれであるかの柱を作って行く事で、年代がわかるようにしたいのと、微細な仕様変更で販売されたものか、修理に出したことでオリジナル仕様と異なった仕様で返却されてきたものか、はたまた2個イチ、3コイチで組み合わされたものなのかを見分ける事が出来たらいなーという思いでした。
特に現行品以外はほとんどがお嫁にもらったものか、オークションで入手することになります。
ご両親他親類関係からの譲り物等もあるとは思いますが、大半がオークションからの入手でしょう。
自分もそうなので、最初はこれはオリジナルなのか。いつごろかさえもわかりませんでした。
そんな自分がバイブルとしていたのは「趣味の文具箱Vol.1」の149特集と表、足澤さんのブログの「
重箱の隅をつっついた話『モンブラン149』シリーズ」、師匠のブログ、「ペンペンペンファウンテンペン!」、「Collectible Stars」です。

「趣味の文具箱」P26,27はわかりやすいですが3の70年代中ごろのキャップが違っていたり?
けしてパーフェクトではないなー・・・と思うところもあって、結果的にそのP27の世代差表の詳しい版を作りたかったわけで(笑)
ただその解説にもあるように、各世代には明確な区切れがあるわけでもなく、ゆるやかな移行期間があると記されている。
まあ、その以降期間に製作販売されたものがマニアを困惑させ、萌えさせ?ているようです(笑)
 試行錯誤の仕様でも、また仕様変更前の余った部品も新しい仕様の物に使ってオリジナルスペックでなくても平気で?メーカー品として売ってしまう感性というのか国民性というのか?
試行錯誤仕様、仕様変更移行期仕様が平気で市場に販売されているのは事実。
このあたりは日本メーカーからはありえない?感覚でしょう!?。
 余談になりますが、ダーツでも欧米人は「~であったほうが良い」というモアベター感覚に対して、日本人は生真面目すぎるのか?「~でなければならない」というマスト感覚になりがち。。。
だから空手道、茶道・・・「ゴルフ道」「ダーツ道」・・・
「どう」にしたがると、日本ダーツの父といわれている故ブリック氏が話していたそうですが、その感覚の違いに似ているな~なんて思います(笑)


これからも情報が入れば反映して自己満足ながら、年表作成にいそしみたいと思います。


次回からちょっとだけ番外編を書いてみます