
韓国からの訪問団に歓迎の言葉を述べる大山市長(右端)=さぬき市役所
韓国南東部の浦項(ポハン)市の親善訪問団が20日、さぬき市役所に大山市長を表敬訪問。戦前、香川県さぬき市小田などの漁業関係者が安定した漁場を求めて浦項市へ多数移住した歴史が縁で初めて訪れ、大山市長は「訪問をきっかけにこれまで以上に交流が進むことを期待している」と歓迎した。
浦項市は昔から漁業が盛んで、1910年の韓国併合前から日本の漁業関係者が活発に往来。多くが浦項市内の港町・九龍浦(クーロンポー)地区に住居を構えた。同地区には今も日本式家屋が多く残り、浦項市では地区内の家屋の保存や復元に加え、歴史館を整備して語り継いでいる。
訪問団は九龍浦の行政関係者ら9人。3年前に浦項市の要請を受け、県が訪問団を派遣した返礼も兼ね、瀬戸内国際芸術祭の開幕に合わせて19日に来県した。
九龍浦の鄭慶洛邑長は歓迎に謝辞を述べた上で、「浦項市では毎年7月の国際花火大会が一番のイベント。ぜひ一度訪れてほしい」と大山市長に要請した。
一行は21日に浜田知事、白川観音寺市長らを訪ねるほか、阪大微研観音寺研究所などを視察し、22日に帰国する予定。