追記です。
ご指導ご鞭撻により、1960年代の尻軸リングに2種類がある感じですので追記UPします。
代表例として
1960代表←これが1960年代尻軸リングで、私が細くRのあると記載しましたが、そのRは大変微妙ではあります。
もうひとつフラットに近い感じの本当に角を少し落とした程度のものが下の写真の左側です。
尻軸リング比較2右側が1970年代で爪を掛ける穴があります。(反対側にもあります)
これは私の考察ですが1960年代と1970年代では明らかにリングの太さ(厚み)が違います、Rの程度は仕上げの程度であるように思います。
丁寧に仕上げていた時期と、とりあえず角を落とした程度の時期に分かれるような気がするのですが
時代判別としては1960年代と1970年代に分かれることは確かで、1960年代は一応1種類としてRがリング全体になっている感じのものが1960年代前半、角を落とした程度のものが1960年代後半と考えるのが妥当ではないかと思うのですが。。。どうでしょう
ちなみに右の写真で左から1950年代、1960尻軸リング比較年代が真ん中の2本、1970年代が一番右。
ぶっちゃけ、1960年代まではそのR取り方は分別しにくく個体差による部分も大きいような気がします。
1970年代からリングの形状(フラットさや厚み)が違っているのは明白です。
知識として1960年代も前半後半で若干のRの仕上げ方が違う。。。手抜き?簡略化?があるほうが後半ぐらいに考えていて世代別としては機構の違いで分けたほうがわかりやすいように思います。
年表作成の折には、このRの取り方は注記として入れて写真や年代は1960年代一くくりでよいのではないかと思うのですが、いかがでしょう?
1950年代と2番目のものは、Rのかかりかたは似たような感じです。
最初の写真のように、角だけでなく全体的にRがかかっているようにまでは行っていませんでした。
ただし、3番目の写真はミントのものですが、気持ち角が落ちている程度でしたので1960年代後半?のものかと思われます。
 またひとつお勉強になりました。