韓国ハッキング 政府当局、同一組織による攻撃として調査
韓国で20日に発生した大規模なコンピューターハッキングについて、政府当局は、同一組織による攻撃であるとして調査している。
韓国放送通信委員会は午前10時すぎ、「被害を受けた6機関は全て、同一組織によって攻撃されたと判断しているが、攻撃主体は現在調査中だ」と語った。
大規模なハッキングによる障害は、地方銀行の済州(チェジュ)銀行でも発生していることがわかり、被害は6つの機関のパソコンとサーバー、あわせて3万2,000台余りに及んでいる。
コンピューターウイルスの感染経路については、軍や警察と民間の合同チームが分析しているが、攻撃を受けたアップデート管理サーバーを通じてウイルスがばらまかれ、大量感染につながったとみられる。
また、障害が起きた農協のシステムからは、中国のIPアドレスの痕跡も見つかったという。
政府当局は、北朝鮮による可能性も含めて調査を進めるとともに、追加攻撃のおそれがあるとみて、政府や公共交通機関、電力会社などの対策を強化している。