サイバーテロ:北のハッカー要員3万人、米国に次ぐ能力

通常兵器の増強困難で1986年から大学で人材養成
年間1000人以上ハッカー輩出

■北朝鮮のハッキングを防ぐ能力ない韓国

 韓国政府・公共機関・民間企業などをターゲットにしたサイバー攻撃の試みは1日2億5000万回を超えると政府では話している。このうちの相当数が北朝鮮によるものだという。政府は軍・国家情報院国家サイバー安全センター(NCSC)・警察庁サイバーテロ対応センターを中心に、北朝鮮などからのサイバー攻撃に対応してきた。

 NCSCは政府機関4000カ所に対するサイバー攻撃を防ぐ役割を担っている。国家情報院は約1800のハッキング探知技術を持っているが、日々進化する北朝鮮のサイバーテロを防ぐ能力は十分でないと指摘する声が多い。

 軍では09年7月の北朝鮮によるDDoS攻撃をきっかけに創設されたサイバー司令部をはじめ、国軍機務司令部、国防部(省に相当)サイバー防護政策チームなどがサイバー戦を担当している。昨年、世界で初めて高麗大学にサイバー防衛学科を設立し、将校クラスの人材養成にも着手した。

 国防部の関係者は「現在、軍では情報通信関連専攻者の一部をサイバー国防人材として受け入れているのが実情。北朝鮮のサイバー戦能力を考えると、総合的なシステムの構築や人材供給計画を立てなければならない」と述べた。

李竜洙(イ・ヨンス)記者
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