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RIAJ、違法音楽配信対策強化で「著作権保護・促進センター」設置
企業】発信:2013/03/19(火)  

  日本レコード協会(RIAJ)は3月18日、インターネット上で蔓延している違法音楽配信への対策を大幅に強化するとともに、適法コンテンツの利用をさらに促進することを目的として、「著作権保護・促進センター」(CPPC:Copyright Protection and Promotion Center)を4月1日に設置することを発表した。

  私的違法ダウンロード刑罰化が盛り込まれた改正著作権法が、2012年10月1日より施行されたが、その附則において、国および地方公共団体は違法なダウンロード行為の防止に関する啓発などの措置を講じること、および、有償著作物などの提供事業者は違法なダウンロード行為を防止するための措置を講じることが求められている。

  日本レコード協会は、この附則を受けて、協会内に新たに専任組織「著作権保護・促進センター」を設置。専任スタッフの拡充などにより、違法な音楽アップロードの探索および削除要請件数の大幅な拡大を図るなど、これまで実施してきた違法音楽配信対策をさらに強化する。これにより、ユーザーが違法なダウンロード行為に導かれるような危険な環境を排除することを目指す。

  また、法改正の内容を広く周知するため、関係省庁および他の音楽関係団体と連携して、各種広報や啓発に関する施策についても引き続き取り組んでいく。

  日本レコード協会は、これら違法音楽配信の根絶に向けた取組み強化とともに、適法な音楽コンテンツの利用をさらに促進するための環境整備を図ることで、幅広いユーザーに良質な音楽を届けることができるよう、必要な施策を今後も積極的に実施していくとしている。



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