橋を焼き払え!
乾坤一擲(けんこんいってき)の決戦に臨まんとする兵士を、
理屈抜きで腹の底から奮い起たせる為に、
大将たる者が放つ雄叫びです。
大切なことは、気合いを入れて事に処すということ。
最後は、気合いしかないからです。
背水の陣。
絶対絶命の窮地に身を置いて、
必死の覚悟で全力を尽くすことを意味します。
漢の大将軍韓信が、大河を背にして陣を張り、
兵士に必死の覚悟を促して
活路を開いたという故事に由来する言葉です。
翻って私たちも、簡単に行き詰まりを感じたりするのではなく、
どのような状況になろうとも活路は必ず開けると自らに言い聞かせて、
困難な状況を突破していかなければなりません。
行き詰まりを感じて嘆いていられるのは、無責任だからです。
気持ちのどこかで、誰かに何かに依存しているからです。
いつも逃げ道を用意して、やらなくてもよい状況を想定してリスクヘッジする。
そうしたことが癖になれば、
戦いに臨んだ時の緊張感など生まれるはずもありません。
気合いゼロ。
やる気ゼロ。
大河を背にして戦うのではなく、逃げる為の橋を架けている。
こうした態度の中で、充実した人生など過ごせる訳がありません。
人生は緊張感を持って、
次々に現れてくる壁を突破する中で光り輝くことを忘れてはなりません。
月に一度くらい、自分自身の中に背水の陣を敷いてみましょう。
気合いを充溢させて、瞳に力をたぎらせて勝負するのです。
活路は、その態度を持つことによって開かれてくるからです。