「80対20の法則」という考え方をご存知ですか? これは、イタリアのパレートという経済学者が唱えたもので、
「パレートの法則」とも呼ばれます。 「パレートの法則」とは、例えば時間を例にとると、
私たちの使う時間の80%はわずか20%の成果しか上げていない。 逆に、残りの20%が
全体の80%の成果を上げているという考え方です。 これは10時間働いたとして、
成果の80%はたった2時間で達成されており、
後の8時間は20%の成果しか出せていないということです。 この法則は、様々な分野で当てはまります。 例えば、100人の営業マンがいるとして、
全体の売上の80%をトップ20人が稼ぎ出し、
残りの80人は売上の20%しか
稼いでいないということもいえる訳です。 ともすれば、私たちは1日24時間を漠然と捉えた結果、
いつの間にか80%の時間を
無駄にしているのではないかという問いかけにも思えてきます。 時間管理は、1日を輝かせるための必須の項目です。 その基本は、予定とスケジュールを
ごちゃ混ぜにしないということから始まります。 予定とは、これからのことを自分で計画して、
自分の意思で進めていけることをいいます。 つまり、自分の意思だけでコントロール出来る領域を指します。 一方、これに対してスケジュールは、
自分の意思で変更出来ない、
動かせないものをいいます。 ここで大切なことは、
外せないあなた自身の仕事そのものは
スケジュール化してしまうということです。 動かせないスケジュールにしてしまえば、
あれこれ迷わずに、
仕事そのものを効率的に進めていけるようになります。 これを押さえることが出来れば、
残る時間はあなたの意思で
コントロール出来る時間ということになります。 この時間こそが、勝負の時間帯なのです。 実はタイムマネジメントの盲点ともいえるのは、
本当に自由になる時間が1日の中で
どれくらいあるのかをハッキリつかんでいないということです。 時間が出来てから「何をしようかな」では、後手後手に回って、
ただ気がせわしなく動くだけになってしまいます。 時間という宇宙から与えられた平等な資源を、
生かすも殺すもこのコントロール可能領域の時間にあります。 この時間に、明確な意思を持って予定を入れましょう。 やるべき事リストをハッキリと書き出して、
あなたの自由になる時間に予定として落とし込むのです。 そして、いざ実行です。 実行する際に、ポイントがあります。 ☆より速くすること。 ☆より良くすること。 ☆今やるべきことをすること。 この三つです。 これらは、ピーター・ドラッガーが、
仕事を上手に進める三原則としてあげたものです。 いずれにしても最後は気合いの勝負ですが、
仕事をうまく進めるシステムの一つとして、
時間管理能力のアップを図っていきたいものです。
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