日常の仕事で、
高いやる気を持ち続けることはとても難しいことです。
これに関して、神戸大学の金井教授は、
「そもそもやる気は、アップダウンがあるもの」と指摘されています。
さらに、「やる気満々で居続けることは不可能だからこそ、
自分のやる気を自分でコントロール出来ることが大切」と語ります。
自分のやる気を調整出来るようになるには、
自分の気分のパターンを把握することがカギになります。
金井教授は、「自分はどういうときに頑張るのか、
どんなときに落ち込むのか、
それらを紙に書いてみることが第一歩」と助言されています。
やる気を高めるために大事なことは、目標を立てることです。
ただし、その目標が簡単過ぎても、難し過ぎても意味がありません。
頑張れば、
どうにか手が届く目標を設定出来ているかどうかがポイントになるのです。
一つ、やる気を高めるための前提となる考え方があります。
それは、仕事や人間関係のことで落ち込むなというのが
そもそも無理な相談で、それを如何に長引かせないかが重要であるということ。
既に起きてしまったことに囚われ続けると、やる気は下がる一方だからです。
モノの見方を変えることも大切です。
例えばミスがきっかけで落ち込んだとき、
そのミスを長い目でとらえ直せれば
、「失敗を繰り返さないためには、必要なステップだった」と
考えることが出来ます。
そうするうちに、やる気が反転して上昇するきっかけを
つかめるようになります。
冷めた目で自分を相対化することは、
ネガティブな気持ちが尾を引くのを避ける知恵であり、
経営者の中には、自分の悩みなど
世界全体から見たらちっぽけなことだと思えるように、
地球儀を身近に置いている人が多いのだそうです。
「落ち込んでも、命を取られることはないと捉え直す」
「やる気が下がったら、過去にお客様からもらったメールを開く」
感謝の文章を読み直すと、初心に戻れるからだそうです。
盛り下がりから、如何に反転に転じるか。
自分を相対化することにありました。