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» 2013年02月14日 08時00分 UPDATE

「激裏情報」運営者逮捕 B-CAS書き換えプログラムをネット販売

B-CASカードを書き換える不正プログラムをネット販売した疑いで、サイト「激裏情報」の運営者が逮捕された。

[産経新聞]
産経新聞

 有料放送を無料で見られるように「B-CASカード」を書き換える不正プログラムをネット上で販売したとして、京都府警サイバー犯罪対策課などは13日、不正競争防止法違反の疑いで、東京都杉並区上高井戸、違法有害情報販売サイト「激裏情報」運営、本堂昌哉容疑者(41)を逮捕した。府警によると、違法有害情報販売サイト運営者の摘発は珍しいという。

photo B−CASカードの不正プログラムをアップしていた「激裏情報」のサイト画面(京都府警提供)

 逮捕容疑は、平成8年ごろから違法有害情報を販売するサイト「激裏情報」を運営し、24年5月23日ごろ、「B-CASカードを改竄(かいざん)する方法」などとうたい、有料放送を無料で見られるようにB-CASカードを書き換える不正プログラムを同サイト上で販売したとしている。

 府警によると、同サイトは、年間1万円の会費を払えば、殺人や自殺の方法、爆発物の製造方法といった違法有害情報を見ることができ、正会員でなくても1件500円で臨時会員として情報を得られる仕組み。臨時会員を含め約5000人が登録しているという。

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