この、話は僕佐藤モンタロウ(仮名)29歳、童貞が、人生で初めてともちん風のギャルチックな彼女が出来た時の話です。
内気でオタクな僕にとっては結構壮絶な事件だったので、ここでその経緯を物語風に書きたいと思います。
もし、時間があれば読んでもらえると嬉しいです。
どうも、はじめまして、モンタロウと申します。
え〜年齢は29歳。
仕事は、レコード店で正社員として働いています。
ショップ店長ってやつですな。CD店と言っても、タワーレコードとかHMV見たいな大手のレコード店ではなく個人のこじんまりとしたCDショップです。
身長は163CMくらいかな、体重は67キロぐらい。
若干小太りって感じ。
好きな女性のタイプはAKBのまゆゆ。
(AKB48の渡辺麻友ちゃん。かわいい〜)
なんつうかな。まゆゆって俺みたいなキモオタでも受け入れてくれそうって言う気がしちゃうんだよね。ちなみにともちんみたいなタイプは苦手なんだな・・・。
なんか、初対面とかであった瞬間俺みたいなタイプは拒否られそうって、勝手な妄想がはいちゃうんだよね。
まあ、実際電車で女子高生に「キモ」みたいな感じで見られるし…。
でも、俺もおしゃれとかにもっと気を使えばいいんだろうけど、なんか俺には無理って最初から諦めが入るんだな・・・。
「スマート」とかファッション雑誌買って頑張ってみようと思った事もあるけど、やっぱ無理だった・・・。
やっぱチノパンにネルシャツが一番落ち着く見たいな・・・
こんな、感じの僕です。ってどうでもいい自己紹介ですな。
まあ、今回僕がこうやって生意気にもホームページ作ちゃったわけだけど、
実は先日彼女が出来たんだ!
の自慢をしたくでホームページを立ち上げたんだ。ってのは嘘で俺の人生って今までなんていうのか、上がり下がりのない人生って言うか、周りの人達が経験する事を避けてきたつうか、そんな感じなんです。
学生の時とかも、もちろん好きな子とかいたけど、告白なんてした事無いし、頑張って話しかけてみようとか、本当は話したいのに、「どうせ俺なんて」みたいな感じで何の挑戦もせずに生きてきたんだ。
何もしなければ傷つかないし、傷ついたとしてもショックは軽いからね。
やっぱ頑張って話かけてみたりすると、向こうも話にちょっと乗ってくれたりするとカン違いしちゃうわけさ。
「あの子も僕の事好きなのかな・・・」みたいなね。
まあ、大きな勘違いなんだけどさ。でも、あるじゃんそういうの。
それで、完全に思い込んだ時があって、その時は完全に妄想に浸っているから、絶対その子は自分が好きだと思いこんでいる訳。
バレンタインの日とか妙に意識しちゃったりしてね。
何時チョコくれるのかな・・・見たいな。
放課後になってもくれないから、チラチラ見ちゃったりしてね。
中学の時めちゃくちゃ好きだった子がいるんだけど、僕、勝手に妄想はいちゃってて、向こうはただのクラスメイトって感じで、席が近かったから話てただけなんだろうけど、僕は勘違いしちゃったわけさ。
絶対この子俺に惚れてるってね。
クラスでも1番か2番目に人気のある子だったんだけどね。
でも、ある日帰り道一人で帰ってたら、高校生のイケメン君と手つないで帰っている所を見ちゃったんだ。これはマジで落ちた・・・
本当に、落ちた・・・
これ以来かな、なんか傷つくのが怖くて挑戦もせず最初から諦め癖がついたのは。
好きな子が出来ても、最初から諦めて話かけもしないみたいなね。
その諦め癖は社会人になっても、抜けずに、合コンみたいなの誘われても「俺はいいや、興味ないし」みたいなね。俺みたいなの好きなになる女はいないんだ見たいな。
そんな、感じで生きてきたから29にもなって童貞・・・。
あっ、風俗は何回か行った事はある。女性にアタックは出来ないけれど、やっぱり男だからさ、我慢できない時はあるじゃん。
と言う訳で29で素人童貞。でも、心中ではずっと焦りはあった。
このまま、一生彼女出来ないんじゃないか見たいな・・・。23くらいの時かな本気で焦った。俺やばい。俺やばい。俺やばい。俺やばい見たいな。
まあ、やばいやばい思っても何も出来なかったんだけどね。
そんな俺にもさっき言ったけれど、半年前から彼女が出来たんだ。
どうやって彼女を作ったのかをこれから話します。
「出会い系」なんです。彼女が出来ないまま30を迎えてしまう自分を焦った自分がやってみようと思ったのがなんと出会い系。
なんか出会い系って、登録したらサクラメールばっかり来て騙されそう見たいなイメージあるじゃん。俺も、当然そう思っていたので、今まで手を出した事はないんだけれど、サイトを覗いてみると、意外に普通っぽい感じのプロフィールとかの人もいるんだよね。
それで、試にやってみようかなって思ったのがきっかけ。
僕が登録した出会い系は大手の会社がやっている有料の出会い系。無料の出会い系は迷惑メールの嵐だって噂を聞いた事があるから、最初から今まで手を出したことは一度も無いです。早速ドキドキしながら登録してみて、登録完了で3分ぐらいするともうすでに、出会い系のサイトのメールボックスに何通か、女性からメールが来た。
一通り来たメールに目を通してみたんだけれど、いまいちよくわからない。
これって返信した方がいいのって感じ?
とりあえずは様子見って事で返信はしなかった。
出会い系って何ていうかもっとギトギトしたサイトのイメージがあったけれど僕が登録した所は、なんかmixiみたいな感じで自分のプロフィールとかを載せられるんだ。
足跡機能があって自分のページを見た人を確認できたりも出来る。
なんか、思っていたよりも楽しそうな感じ。登録している女性も嘘か真か分からないけど、20代の若い人もいれば、50歳手前の人とかもいる。これにはちょっと驚いた。出会い系って言ったら若い人しかやらない見たいなイメージがあったんだけれど、意外や意外に、40代の主婦が多いんだ。
いきなり熟女と不倫か見たいな・・・。結構主婦って暇なのかなって思った。
そんなこんなで、出会い系デビューした訳なんですが、僕の住んでる地域で登録している女性のプロフィールを検索して探して見た時に、一人何となく気が合いそうな子がいたんだ。何で気が合いそうって思ったかって、その子のプロフィール欄に「ゴールデンボンバーが好きです」って書いてあったから。最近ゴールデンボンバーが好きなんだよね。
なんか、「また君に番号を聞けなかった」とか聞いてると中学の頃マジで好きだった子の子とか思い出すんだよね。まあ、俺が中学生のころは携帯とかなかったんだけどね。
ゴールデンボンバー また君に番号を聞けなかった
最後の語りつうか叫びの所とか、マジで俺の中学の時見たいな共感があるんだよね。
きりしょうマジ分かる分かる見たいな。
そんなこんなで話が合いそうだったから、恐る恐るメールしてみたんだ。
あと、その子のプロフィールに「エロメールとか直ぐに直アド交換とかの人は遠慮してください。友達募集」みたいに書いてあったのがかなり好感触。
プロフィールに写真は載ってなかった。なんかアニメのキャラが載っていたから顔は分からない。でもなんかいいかもと思えたんだ。ちなみに年齢は22って書いてあった。
最初の一通目とかマジで作るのに2時間くらいかかった。どういうメール送っていいのかわからないんだもん。とりあえず、自己紹介とゴールデンボンバーネタで行こうって考えたんだけど、書いては消し、書いては消しで。別に出会い系のメール何て実際に合う訳じゃないんだから、そんなに考えんでもって思うかもしれないけど、変に生真面目な俺は考えに考えまくちゃう訳。
「こんな書き方だと、返事もらえないかな」とか「変な奴だと思われないかな」みたいなマイナス思考大爆発って感じ。
そして、2時間半かけてやっと完成したさ。初めてのメール。
ここでは公開しないけど、いま読み返しても何でこんなのに2時間もかかる訳?ってメール。僕は29歳です。僕は何市に住んでいます。僕もゴールデンボンバーが好きです。よかったらメル友になってください見たいな。当たり障りのない文章。
送信のボタンを押すのにも15分くらいかかった・・・。なんか考えちゃうんだよね。せっかくこんな考えて送ったメール返事来なかったどうしよう。マジショック見たいな・・・。
送った。送ったよメール。もうそれからは、ずっと返事待ち地獄。メールは夜の8時くらいに送ったんだけど、結局その日はメールは帰ってこなかった。
どんな文章書いていいか解らなかったから、やっぱり変な文章だったのかな・・・。
やっぱり出会い系なんて止めよう。なんて次の日考えてたら、なんとメールの返事が来たんだよね。
メールは出会いサイトを通じて来る。だから、相手からの返信があったら直接自分のアドレスに入るんではなくて、一度出会いサイトを介してメールが来る。
メールを開ける瞬間超ドキドキした。でも、なんか返事が来ただけでかなり嬉しかったんだよね。
早速、メールを開けてみた。そしたら、なんとメールの返事は1行・・・。でも、思ったよりも好感触。
「ボンバー好きなの?男なのに珍しいね。ライブとか行った事ある?」メールの返事はこれだけ。でも、疑問形で終わっているからまた、メールを送るのが楽だった。
それから、何回かメールのやり取りをしたんだ。何時もメールは他愛のない話。音楽の話とか、映画の話とか。20回くらいは毎日メールのやり取りをした。おかしな話なんだけど、この時点で見ず知らずの相手の事を好きになってるんだよね。
逢ったことも見たこともないのに、なんか恋しちゃってるんだ。恐らく自分の妄想の中で自分の都合のいい女性を想像しちゃっているんだよね。
この頃になると、かなり実際に合ってみたい気持ちが高ぶって来てはいたんだ。でも、「実際に合いたい」ってメールは送れなかった。やっぱ、相手のプロフィールに「メル友募集」って書いてあったから、「実際に合いたい」ってメールを送って相手にその気がなかった場合、もう音信不通になっちゃう事が怖かったんだ・・・。
でも、このままずっとメールだけの感じも微妙だし・・・。かなり悩んだ・・・。そんな事で悩むなよって思うかもしれないけど、女性経験の無い自分は特定の女性とメールのやり取りを出来るだけで、嬉しかったんだ。しかも、気が合って話が盛り上がったから、この関係を壊したくなかったんだ。
関係を壊したくなかったって言っても、出会い系サイトを通じて、ただメールのやり取りをしているだけの関係だけどね。
そんなこんなで、考え込んじゃっている時に、驚くべき事態が起こったんだ。なんと彼女の方から、「直アド教えてって」メールが来たんだ。
直アドって自分の携帯のアドレスだよね・・・。って事はもう出会い系サイトを経由しないで直接メールのやり取りを楽しもうって事だよね・・・。
このメールが来た時はすげ〜嬉しかったんだけど、いざ自分のアドレスを教えるってなったら、何か急に疑い深い気持ちも出てきた。何度もメールのやり取りをしているとはいえ見ず知らずの人に自分のメルアドを教えちゃって大丈夫かなって・・・。
直アド教えた瞬間に、自分の携帯に山程迷惑メールが届くなんて事は無いよね・・・見たいな不安が一杯になってしまったんだ。
何て気が小さいんだ俺・・・。でも、良く考えたらフリーメールでもいいって事に気が付いた。Gメールのアドレスなら、なんかあったら捨てちゃえばいいし。
でも今度は、フリーメールのアドレス教えたら、失礼じゃないかって考えてしまう俺・・・。
なんだか自分の優柔不断さが嫌になってきた。
結局は自分のGメールのアドレスを送った。すると直ぐにそのアドレスに相手から、ドコモのメールアドレスで返信があった。ふ〜疑っちゃってごめんなさいって感じ・・・。
ていうよりも俺直アドGET。人生で女の人の携帯にメールをするなんて、ほぼ初めの経
験・・・。
その時は超有頂天になった。たかが女性の携帯にメールをするだけでテンション上がった。
今まで、そんな春らしい事、今までの人生で一度なかったんだもん。
それから、ちょくちょくメールのやり取りを繰り返した。話す内容も徐々にお互いの
悩みを打ち明け合ったり、仕事の愚痴を言い合ったり、より親密な内容のメールのやり取
が多くなってきたんだ。
勿論実際に合ってみたかったけれど、自分から今度会いませんか?なんてメール送る
気持ちにはなれなかった。なんか、そのメールのせいでこの関係が壊れてしまうのが、
耐えられそうになかったんだ。
本当にメールだけの関係でもなんか楽しかったんだ。
そんな時にまた、驚くべき事が起こったんだ。
実はメールのやり取りでお互いの住んでいる地域が近かった事は、お互いに把握してい
たんだけど、なんと、彼女の方から「住んでいる所も近いし、今度良かったら「食事でも
一緒にどう?」ってメールが来たんだ。
なにーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
って感じ!
なんと彼女の方から合わない?ってメールが来た・・・。
そして、約束した。来週の日曜日、夕方に駅で待ち合わせするって。
遂に来たーーーーって感じ。
それで、いよいよ実際に合ってみる事になったんだけれど、ここからが自分の人生で
いい意味でも、悪い意味でも体験した事の無い修羅場を迎える事になるんだ。
それでは、続きは第2章で
第2章 初めて会う彼女はともちん
では、第2章です。まあ、第2章って言う程の物でもないけれども・・・。
女性と付き合った事のない29歳の自分が、出会い系サイトで22歳の女性と実際に合う所まで来たのが前回までの話。
そして、遂に、遂に実際に合う日がやってきたんだ。その日までに自分は服を新調し、美容院にも言った。いつもは1000円カットなのに。とにかく気合を入れた。入れた。入れた。
そして、待ち合わせの時間の多分1時間前には既に待ち合わせ場所をうろうろしていた。
なんて、怪しんだ・・・。その日の朝のメールでお互いがどんな服装をしているのかお互いに送りあった。
自分はGパンにボーダーのシャツ。色は黒と灰色のラインのシャツ。ポーターのバックを持っているよって感じ。
彼女の方は白のスカートにブーツみたいな感じ。髪の毛は茶髪で長めらしい・・・。
茶髪で長め・・・。もしやギャル系じゃないよね。みたいな想像をしてしまった。
ギャル系は苦手なんだ・・・。出来れば、小柄で黒髪で控えめの女性が好きなのに・・・。
でも、本当にギャルチックな子だったらどうしよう・・・。絶対に気が合わなそうとか色々考え込んでいるとなんか、不安になってきた。
本当に大丈夫だろうかって。いきなり向こうはイケメンで小栗旬くんみたいなのを想像してるんじゃないんじゃだろうか・・・。
そんな事を考えていると、だんだん合うのが不安になってくるんだ。あった瞬間「えっこんな人なの」見たいなリアクション取られたらどうしようとか考えるとどんどん不安になって来た・・・。
もう、待ち合わせの30分前には心臓バクバク。本当に倒れそうなくらいに心臓バクバクなんだ。
なんか逃げ出したくなってきた・・・。このまま帰ってしまおうかと思うくらいに緊張した。なんて、ダメな俺。
そして、遂に待ち合わせの時間が来たんだ。俺は、不審者に思われるくらいにキョロキョロしてしまった。「もしかして、あの子」「もしかしてあの子」状態。
すると!携帯のメールの着信音が鳴ったんだ!
見ると彼女からのメールだった。この時点でもう、心臓バクバク。
メールには、「もしかして、今ちょうど駅の改札前にいる人?」って入ってきた。
あっ俺の事気が付いてる。どの子状態。もうこの時は倒れそうな興奮状態。
メールを返す暇もなく後ろから、肩を叩かれた。
トントン。明らかに僕の肩を誰かが叩いてる。
僕は恐る恐る振り帰った
そこにいたのは何と・・・
笑顔のともちん(爆)
もっとも苦手としていたギャルチックな彼女!
ともちん「きょろきょろしてたから直ぐにわかったよ」
僕「あああ、どどど、どうも初めましてささ佐藤です。(仮名)はは初めまして。」
ともちん「初めまして、なんか想像してた感じと違う」
僕(えっそれっていきなりの拒否反応・・・)「えっ・・・どどどどんな人想像してました・・・」
ともちん「なんか、もっと出会い系とかやっている人ってチャライ感じかと思ったけど、なんか結構かわいい感じですね(笑)」
僕(かわいい・・・初めて言われた)「そそそそうですか?ははは(苦笑い)」
そんな初対面。なんと来たのはもっとも苦手としていた、ともちん風のどっちかて言うとギャル系で元気の良い女の子。
でも、でもめっちゃかわいい!
というか俺どもりすぎ・・・。歳が約10歳も上なのに、完全に彼女の方が何か立場的に上の感じがした。
ともちん「とりあえず、ごはん食べましょうよ」
僕 「そそそ、そうですね。」
ともちん「私どうしても行きたいお店があってそこにしません?」
僕「ああああ、いいですよ」
一体どんな店に行くのか?まさか超高いお店とか行かないよね?俺財布の中3万しかないんだけれど。と心の中で思いながら
僕「そのお店はどの辺にあるんですか?」(なぜか?年下に敬語の自分)
ともちん「すぐそこだよ。前から気になっていたんだけど、女の人一人で入りにくくてさ。」
僕「あっそうなんだ・・・。じゃ行こうか」
そんな感じで歩き始めたんだけど、店はほんの1分くらいでついた。
ともちん「ここ」
僕「えっ」
なんとついたのは屋台風の焼き鳥屋だった。テーブルもビールケースの箱の上にコンパネの板を置いてあるような何とも、しゃれっ気の無い庶民風のお店だった。
(JR高円寺駅にある焼き鳥屋さん 大将 マジ美味しいです。)
ともちん「ここの前通るとさ、いつも超美味しそうな匂いしていて何時か入りたいと思っていたんだけど、なんか女の子一人じゃ入りにくいじゃん。」
僕「そうだね。女の一人じゃ確かに入りずらいね。」
そんな、こんなでビールで乾杯をする事になった。1杯目のビールを飲み終わる頃には、何となく打ち解けてきて普通に話せるようになって来た。
というか僕はかなりの人見知りなんだけど、彼女が超元気でしゃべる、しゃべるだから、こっちが気を使って話す必要がない、これは助かった。
多分、向こうも大人しい感じだと、両方とも話がなくなって超気まずい空気が流れる様な感じなんだけれど、彼女がガンガン話を振ってくれるから話題には困らなかった。
年齢も10歳も違うのに普通に話せた。ここ何十年女性とまともに会話してないのに普通に話せる自分に少し驚いた。
僕「ともちんちゃん(仮名)がすごく話せる人で良かったよ!俺人見知りで初めて会った人とか上手く話せないから、酔わせてモヒートになっちゃうんじゃないかと思って心配してたんだ」(酔わせてモヒートとはゴールデンボンバーの曲)
ゴールデンボンバー 酔わせてモヒート
ともちんが大爆笑してくれた。
「なにそれ。超面白い。佐藤さん(仮名)って面白いですよね」
えっ!俺が女の子に面白いって言われた!。これは嬉しかった。というよりも、どう考えても気が合いそうにないともちん風の女性と違和感なく話せてる。もしかしたら、これは運命の出会い!とか思ってしまった。
それから、彼女とは音楽の話で盛り上がった。彼女はバンドが好きらしく色々なバンドの話で盛り上がった。僕は世にはあまり広まっていない、インディーズバンドのCDなんかを、直接バンドに頼まれて店にCDを置いていたりしていたので、インディーズバンドの事は結構詳しかったんだ。
彼女は特にビジュアル系バンドが好きらしく、色々なビジュアル系バンドの話をしていた。
僕の店に直接来たことのあるバンドだったりして、色々僕も知っていたのだ。
彼女はライブにも良く行くらしい。それなりの有名バンドの大きなライブにも行くし、まだ、無名な小さなライブハウスのバンドも良く見に行くらしい。
目黒のライブハウスとか、池袋のライブハウスとか良く行くらしい。僕は音楽の仕事をしていながら、小さなライブハウスにはあまり行った事がないので、今度良かったら一緒に行こうと約束した。
彼女は田舎から上京してきて、専門学校に通っていて、専門学校は途中で止めてしまったらしい、その専門の時に友達に誘われて、小さなライブハウスに行って、ビジュアル系のバンドを見た時から、バンドにハマってしまったらしい。
数少ない友達にはバンド好きな人がいないらしく、一緒にライブに行く友達が欲しいらしい。それで、出会い系に試しに登録して、バンドの話が出来る人を探していたらしい。
そこに、僕がゴールデンボンバーの話題を振ったので、返事を返してくれたらしい。
その他にも結構色々な人から、メールが来たみたいだけど、まともなメールはあまり来なかったみたいだ。
そんな感じで出会い系で初めて出会った彼女との初デートはお互いに楽しめた?(少なくとも自分は)感じで終わったんだ。
最後にともちんから、質問された。
ともちん「佐藤さんは何で出会い系やってるんですか?」
それは、彼女が欲しいからと言おうとしたが、妙につまらない見栄を張ってしまい僕は、若干嘘をついてしまった。
「いや〜前の彼女と別れて2年も経つんだけれど、未だに出会いがないから、いい人いないかなと思って」
ともちん「そうなんだ。」
しばらく沈黙になってしまった・・・。
やばい・・・。俺なんかまずいこと言ったか?
何か、急に彼女の態度が暗くなったのが気になったが、その後はまた、直ぐに明るい感じに戻って、ちょっとだけ話をしてその日は帰る事になった。
僕「良かったらさ、暇なときまた、飲みに行こうよ」
ともちん「いいよ。また誘ってね。って言うか誘ったの私か(笑)」
そう言ってともちんは凄くかわいい笑顔で笑った。
かわいい。なんてかわいいんだ。
この時点で僕は完全に彼女に惚れていたと思う。
このまま、ずっと一緒にいたいと思った。でも、終電も近かったし、初めて会った日にいきなりしつこく付きまとうのも紳士らしくないと思った。
この出会いを大切にしたいと思ったんだ。Hしたいとか、そんな気持ちは微塵もなかったってのは嘘だけれども、この先も何回も会いたいと思ったんだ。それくらい充実した時間を過ごせた。
電話番号も聞きたかったけど、何となく聞けなかった。初めて会ったのにいきなり電話番号を聞き出してもいいものかと遠慮してしまったんだ。
すると彼女の方から
ともちん「あっそうだ。携番教えてよ」
なんと、ともちんの方から、番号交換の話をしてきてくれた。今の女性は携帯番号を交換するくらい普通の事なんだと思った。女性経験の無い僕は色々な事が初体験なんだ。
お互いの携帯番号を交換し合って、その日は駅で彼女と別れた。
その次の日から、もう頭の中は彼女の事で一杯だった。完全に彼女の事を好きになってしまった。とにかくまた、彼女に会いたかった。今すぐ彼女に会いたかった。
次の日の夜、会いたい気持ちを抑えきれなくなった僕は、彼女に電話してみた。
電話するのはかなり勇気が必要だったけれど、彼女の声を聞きたい気持ちの方がはるかに上回った。
超ドキドキしながら電話をした。
すると、4コールぐらいで彼女が出た。
僕「あっ、昨日はどうも、結構飲んだからあの後大丈夫だったかなと思って」
ともちん「超二日酔い(笑)」
僕「ははは、俺も」
ともちん「ははは」
超いい感じに話せた。その後も他愛のない話を20分ぐらい話して、電話を切った。
その後彼女とは、電話でちょくちょく話すようになった。基本的に彼女の方から電話して
来る事はなかった。何時も僕の方から電話をしていた。
3日続けて電話をする事もあれば、3日間かけない事もあった。
そんなこんなで彼女に電話をちょくちょくしていた、僕なんだけれども、幾つか不安に思
う事があったんだ。
時たま彼女の携帯の電源が切れている事。電源が切れている事はしょっちゅうあった。
電話をかけると「電波の届かない所か電源が入っていない・・・」のアナウンスが流れる
事が多々あった。
後、もう一つ気になる事があった。
一度電話で話していた時に、携帯の着信音が鳴ったのが聞こえたんだ。
話している時は一人でいる感じだったから、彼女の家に誰かがいた感じはしなかった。
つまり携帯を2個持っているのかな?会社の携帯かな?とか思った。後は彼女に仕事の
話をすると直ぐに話題を変えたがる感じがした。
何回も電話で話しているのに彼女が何の仕事をしているのかが分からない。
でも、彼女がその話題を嫌がる感じは何となく分かっていたから、そこはあえてつっこま
なかった。
それからも、ちょくちょく電話で話をして、2度目のデートもした。池袋の小さなライブ
ハウスにビジュアル系バンドのライブを一緒に見に行った。結構人気のあるバンドらしく
100人くらいのファンが来ていた。
ライブ中彼女はノリノリで曲に合わせて踊っていた。ファンのみんなも踊っていた。
なんか、自分だけ取り残せた感じ・・・。次はライブに行く時は事前にバンドの事勉強し
てから、来ようと思っていた。
この頃には僕はもう、彼女に告白する気でいた。本気の本気で好きになっていた。
とある日彼女に電話しても繋がらなかった。まあ、繋がらない事は良くあったから明日に
でも折り返しの電話があるはずだと思っていた。
でも、それから2日たっても電話の折り返しがなかった。不安になった僕はまた彼女に電
話したけれど、また繋がらなかった・・・。
僕は不安でパニックになりそうだった。もう、電話してこないでのサインかと思った。
でも、なんで?あんなに普通に楽しそうに話してたじゃんか?しつこく電話する俺に嫌気
がさしたのか?
色々考えてパニックになった。もう、電話して欲しくないなら、はっきりそう言って欲し
いなんで、急に音信不通なんだ・・・。
色々な事を考えてしまった。何か事故にでもあったのかな?とか実は彼氏がいて、その
人と旅行にでも言ってるのかなとか、電話に出てくれないという事で色々想像してしまっ
た。
彼女と音信不通になって3日後、彼女から電話がかかってきた。彼女は何故か泣いていた。
ともちん「ごめんなさい電話出れなく」
僕「どうしたの?何かあったの?」
ともちん「いや何も無いよ」
電話から鼻をすする声が聞こえてきた。
僕「泣いてるじゃん」
ともちん「・・・・」
彼女はただ黙って泣いていた。その時僕は完全に我を見失ってしまった。
僕「今から、会えない?家に行っていいかな?」
ともちん「・・・・」
何を言っているんだ俺・・・。もう夜の9時だぞ、こんな時間に合いたいだなんて・・・。
しかも、付き合っている訳でもないのに。押し出がましいのは分かっていた。でも彼女
に何があったか分からないけど、とにかく彼女の事を心配していたんだ。
僕「俺ともちんの事好きなんだよ」
言ってしまった。何も考えずすっと言葉が出た。告白しようなんかまるで思っていなかっ
たのに・・・。言ってしまったのだ。
ともちん「えっ?ありがとう」
ともちんは少し笑ってくれた。
俺「何があったの?心配だよ。会って話がしたいんだ。」
今まで僕は強引と言う言葉とは無縁の人生を歩んできたけれど、その日ばかりは人生初の
強引な感じが出た。
結局その日僕は彼女の家に行く事になったんだ。彼女の家は僕の家から車で30分くらい
の場所だった。電車で行こうかと思ったけど、少しでも早く行きたい僕はタクシーを拾っ
て、彼女の家の住所を告げた。
思ったよりも道が混んでいた。結局彼女の家に着いたのは11時くらいになってしまった。
しかし、勢いで来てしまったが、いきなり11時に女性の家に押しかける俺ってなんかす
ごいな、と自分に関心してしまった。恋って凄いと思う。今までなんと無く無気力に生き
て来た自分にこんな活力が出るなんて・・・。
自分の行動力に少し驚いた。
彼女の家は結構新しめのマンションだった。オートロックのマンションなので、入口で彼
女の部屋の番号を押した。彼女の部屋は3階だった。直ぐに彼女がインターホン越しに出
た。
ともちん「あっ佐藤さん。今開けるね。」
玄関のドアが開いた。しかし、女性の家に上がるなんて初めての経験だ。なんか緊張して
来た。エレベーターに乗りながら、急いで乱れている髪を直した。
彼女の部屋の前でインターホンを鳴らした。ドアが開き彼女が出てきた。
彼女は相当泣いたらしく目が腫れていた。何時も会う時は凄く明るく元気な彼女だったか
ら余計に心配になった。
第3章彼女の部屋で
彼女の家に入った。彼女の部屋は1kの部屋で結構広かった。とても綺麗に部屋は片付い
ていた。
彼女はコーヒーを出してくれた。僕は彼女に話初めた。
僕「こんな時間にごめんね。どうしたの?何があったの?」
彼女はしばらく黙っていた。しばらくすると彼女は重い口を開いた。
彼女の話を要約すると、実は彼女には付き合っている?いた?男がいるらしい、その男は某ビジュ
アル系バンドのギターリストらしく、打ち上げで話をしている内に意気投合して付き合う事になったらしいのだ。
その後そのギターリストがCDを自主出版で出す事にしたらしい。しかし、CDを出すの
には結構なお金がかかるらしく、その費用を貸してほしいとそのギターリストに彼女は
頼まれたらしいのだ。
何と、その金額は100万円。彼女はそのギターリストの夢の為ならと、キャシングで
100万円を調達して、貸したらしいのだ。
そのギターリストの話ではCDをリリースして売り上げでお金を返すと言っていたそうだ。
そのバンドは結構人気物らしく、5000枚くらいの売り上げは行きそうな勢いがあったそうだ。
お金をかしてからそのギターリストはレコーディングに入ると言ってしばらく、連絡が
途絶えたそうだ。バンドのホームページのライブ予定もずっと空欄のままになっていたらしい。
しかし、待てど暮らせど、そのギターリストからの連絡は無かったらしい。彼女はそのギ
ターリストに貸したお金は自分の貯金と、キャシングでかき集めたお金らしい。問題は
キャッシングでかき集めたお金なのだが、彼女は今毎月8万円もの返済をしなければなら
ないらしい、とても普通の仕事をしていたのでは、返せる額ではないので、彼女は何と夜
の仕事に手を出したらしい。
最初はキャバクラで働きながら、借金を返していたそうだが、キャバクラでの女同士のし
烈な戦いについていけず、今は風俗店で働いているらしい。その後お金を貸したギターリス
トとは音信不通状態になってしまったらしい。彼女はてっきりレコーディングに忙しくて
電話に出れないんだと思い込んでいたらしい。
とある日、ライブハウスでそのギターリストのバンドメンバーと偶然あったらしい、彼女
は他のメンバーとは顔見知りではなかったらしいのだが、そのメンバーにレコーディング
は順調ですか?と聞いてみたらしいのだ。
そこで、そのメンバーから告げられたのは、そのギターリストは実は前から素行が悪るく
ファンに結構手を出していたらしいのだ。
そのバンドはファンとの交際は絶対に禁止のバンドだったらしく(他のファン離れにつな
がる為」そのバンドをクビになっていたらしいのだ。
今は新しいギターリストを探している期間中らしく、活動休止中らしい。
つまり、彼女はそのギターリストに騙されていたのだ。しかし、問題はそれだけではなか
った。なんと彼女はその男の借金の連帯保証人にもなってしまっていたらしい。
その男の行方が知れない以上、その借金も彼女が支払わなくてはならないらしく、その金
額は何と、150万円らしい。
その、バンドのメンバーにギターリストの居所を聞いたらしいのだが、やはりバンドをクビになって
以降音信不通らしく居所は分からないらしい。
彼女はその男の借金返済の為に風俗で働きだしたらしいのだ。彼女はてっき
りその男がバンドでCDを出す為にと頑張っていると思い込んでいたのに、そんな状況
だと知って泣いていたらしい。
その話を聞いて、僕はかなりショックだった。彼女に男がいた事がショックだったのでは
無い。彼女には何の罪もないのに、風俗なんかで働いている事が凄くショックだった。
ともちんは、今まで言い出せなくてごめんなさい。と謝っていた。
言い出せないのは当然だろう・・・。私風俗で働いているのなんて堂々と言える女性を
僕は今まで見た事が無い。
僕にお金があれば直ぐにでもその借金を返してあげられるが、当然僕にはそんなお金は無かった。
僕はただ彼女を助けたかった。
俺もさ協力して、借金返すから、とりあえず風俗は止めなよ。僕は彼女に言った。
彼女は、僕には迷惑はかけられないと言った。と言うよりも僕は彼女にとって彼氏な
訳でも無いし、ただ出会い系で出会った只の知り合いだ。
ともちんは今まで見た事が無いくらい落ち込んでいた。僕も少し動揺してしまい、上手く
言葉を掛けられなかった。
このまま、ともちんの近くにずっと居てあげたいと思ったけど、付き合ってもいない、只
の知り合いの男が今日は泊まるよ。なんてとても言えない。
その日はとりあえず、タクシーで家に帰った。彼女には何かあったら連絡してよ、と言った。
家に帰ってからも僕は眠れなかった。彼女の事を考えると居ても経ってもいられなくなっ
て来た。とにかく助けてあげたかった。でも何もしてあげる事の出来ない自分が情けなか
った。
とりあえず、自分の貯金が30万くらいあるから、それを貸して上げても彼女の借金は
完済にはならない。親にお金を借りようかとも思ったが、親に嘘をついてお金を借りる事
は気が引けた。
結局、その日は2時間くらいしか寝れなかった。仕事に行っても彼女の事ばかりを考えて
しまった。
彼女は自分が作った訳でも無い借金を、やりたくもない風俗で返している。
その、付き合っていたと言うギターリストの奴に腹が立って仕方なかった。
女に借金を背負わせて逃げるなんて、なんて最低の奴なんだ。
しかも、ともちんに彼氏がいる事もショックだった。ともちんは騙されたと思ってあんなに泣いていたのだから、そのギターリストの事が相当好きだったんだろう。
という事は、俺はただの友達って奴か・・・と考えると落ち込んでしまった。
彼女が凄く大変なのに、自分の事しか考えられない自分が少し嫌になった。
そのギターリストを探し出して借金を返させようとも思ったが、その男の家にはともちんは行った事が無いらしく、会うのは何時もともちんの家で会っていたらしいので、その
男が何処に住んでいるのかは、全く分からない。
バンドのメンバーにも聞いてみたらしいのだが、やはり誰も知らないらしい。
それで、携帯も繋がらないとなると、もうお手上げ状態だ。もう、その男の居所は分からない。
人生初の殴り合い
そう思っていた矢先に僕はひょんな事から、そのともちんに借金を背負わせた男の居場所を突き止める事に成功したんだ。
自分のショップのCDの棚を眺めていると、見た事のあるCDが店にあった。何気なく
取り出して見ると、数か月前にインディーズバンドが店に置いて欲しいと置いていったCDだった。
良く見ると、ともちんの家に合ったCDと同じだったのを思い出した。なんと、そのC
Dはその行方をくらました、ギターリストが在籍していたバンドのCDだった。
間違い無い。ともちんに見せてもらったCDと一緒だ。
ギターリストの奴に目が行った。ギターは二人いる。どっちが彼女を騙したんだ。
僕の店にCDが置いてあるって事は、そのバンドの代表者の連絡先があるはずだ、と
僕は直ぐにそのバンドの代表者の書類を探した。その、代表者に連絡して、事情を話せば
その逃げ出した、ギターリストの足取りが掴めるかもしれないと思ったのだ。
僕はそのバンドのCDを棚から全て撤去した。インディーズバンドのCDは預かり物だ。
売れれば50パーセントのマージンを貰い。売れなければ、そのままバンドにCDを返す仕組みだ。
撤去したCDを全部割ってやろうかと思ったが、そのお金を支払わなくてはいけなくなる
ので、バンドにCDを返す為に段ボールに全部しまった。
基本的に、自主販売のインディーズコーナーの棚も一杯にならない限り、バンドにCDを
返す事は無い。売れない物を置いておいてもしょうがないので、3か月売れないCD
はバンドに返すようになっていたが、基本的にうちの店は売れなくてもそのまま放置が
基本だった。普通の店はバンドから棚料金を貰うのだが、うちは売りあがった時だけマー
ジンを貰う良心的な仕組みでやっていた。
こんな糞バンドのCD誰が売ってやるか!だんだん怒りが込み上げてきた。
CDを預かる時は、代表者の連絡先と身分証と預かり書を書いて貰っていた。その
代表者まさか、例のギターリストじゃないだろうなと思って書類を見てみると、ボーカルの奴が代表者になっていた。
僕は、直ぐに電話をかけた。すると、直ぐにその男は電話に出た。
俺「○○CDの佐藤と申します。」
Vo「ああ、どうも。お世話になっています」
俺「あの、預かっているCDなんだけど、売れないから取りに来て」
僕は怒りからため口になっていた。
Vo「あ〜そうですか・・・。じゃあ今近くにいるんで直ぐ行きます」
ガチャ・・・。
僕は何も言わずに電話を切った。つうか、俺感じ悪すぎ・・・。何時もは腰低いんだよ。
CDを置きに来てくれた、インディーズバンドにもちゃんと、頑張って宣伝して売るよ
とか、言って見たりして、いい感じでやってるんだ。
それが、こんな感じになるって事は、その時の僕の怒りのすさまじさは、人生で初だろう
ってくらいにムカついていたんだ。
一時間くらいするとボーカルの奴が店に来た。僕はCDと今までの売り上げ金を彼に渡した。俺はそのボーカルに例のギターリストの事を話した。
その話をすると、そのボーカリストの男はかなりショックを受けていた。どうやら、ともちんに借金を背負わせて逃げた事は知らなかったみたいだ。というよりも、ともちんの事
すら知らない感じだった。そのギターリストの奴を「あのバカ」と言っていた。
そのボーカリストの男曰く、ともちんを騙したギターリストはギターの腕は確かだったらしいのだが、時たまライブやバンドの練習をすっぽかしたらしい。その時はそれらしい、理由をつけてすっぽかすらしいのだが、理由はメンバーも知っていたらしい。
どうやら、そのギターリストはパチスロに明け暮れているらしく、暇さえあればパチンコ店に出入りしていて、パチスロで調子がいいと、バンドの練習やライブをすっぽかす癖があったそうだ。
しかも、ともちん以外にもファンの女の子からお金を借りているらしく、さすがに、これ以上はバンドに居させる訳には行かないという事でメンバー全員の一致の意見でそのギターリストをクビにしたらしい。
どうやら、このバンドはインディーズバンドながらもプロ意識が高く、ファンとの個人的な交際は一切禁止していたそうだ。一人のファンを特別扱いすると他のファンはすねて
しまい、集客に影響するらしいのだ。
今の恋愛禁止のAKB見たいなルールがインディーズのバンドでも、そこそこの人気があるとあるらしい。
その後はメンバーも連絡しても連絡がとれず、音信不通になっているので、その男が何処で何をしているのか、解らないらしい。もしかすると、田舎に帰ってしまっているかもしれないとの事だ。
その、ボーカリストの男はともちんの事を凄く気にかけてくれた。
「俺もあいつを探すの出来る限り協力しますよ」と言ってくれた。
そのボーカリスト曰くともちんを騙したギターリストの行きつけのパチンコ店を知っているらしく、時間がある時にパチンコ店を見に行って見ると言った。
俺は今すぐにその店に連れて行けとそのボーカリストに話した。一刻も早くその男を見つけ、ともちんを救ってあげたかった。別にその男を見つけたとしても自分に何が出来るんのかは解らなかったが・・・。
そのボーカリストも僕の気迫に押されたのか。「分かりました」と言い、パチンコ屋まで電車で一緒に行った。
パチンコ屋に行って、パチンコ屋の中をくまなく探したがギターリストの姿はなかった。
僕は、ボーカリストに「色々つき合わせてごめん」と誤った。
ボーカリストの男もギターリストを探す事を協力してくれるらしい、彼と携帯の番号を交換した。
その日の夜ともちんに電話した。普通に彼女は電話にでた。
この時間に電話して、電話に出るって事は今日は風俗休みなんだと思うと少し安心した。
何時もの元気が彼女には無かった。やっぱり自分が騙されていた事が相当ショックだったのだろう・・・。
今日あった、バンドのボーカリストの事は彼女には言わなかった。
彼女は大丈夫だから心配しないでと言っていた。また、今度飲みに行こうと話をした。
僕は彼女にとってなんなんだろう・・・。ただ出会い系で出会って、バンドの話が出来る只の知り合いの一人でしかないのか・・・。僕は彼女に自分の思いを伝えた。でも「付き合って欲しい」とは言えなかった。
彼女の方からもその話には触れてこなかった。僕はただ彼女を救いたかった。ただのお節介なんだろうか・・・。彼女の気持ちを聞きたかったけど、聞けなかった。恐らく彼女はまだ、自分をそんな目に逢わせたギターリストの事が好きなんだろう。
そうじゃなければ、あんなに泣いたりはしないだろう。借金を背負わされた怒りだけなら、あんなに悲しい顔にはならないはずだから。
なんか、人生においてこんなに気持ちが揺れ動いたのは本当に久しぶりだと思った。
今まで本当に何も無い人生を歩んできたから・・・。
中学生の時の恋の事を思い出した。大好きだった子が高校生のイケメン君とデートしている所を見てしまった。その時以来かもしれない、こんなに感情が激しく揺れ動くのはと思った。
29歳になってこんな、中学生見たいな恋をするなんて夢にも思ってなかった。
本当に人生は何があるか分からない。
それから、3日くらいしてから、ボーカリストの男から電話が入った。ギターリストの男をパチンコ屋で見つけたらしいのだ。
僕は直ぐに行くから、男を見失わないようにと頼んだ。
僕は店をバイトに任せて、急いでパチンコ店に向かった。その、ギターリストの男に合って、何が出来るんだろうという漠然とした不安はあったが、とりあえず向かったさ。
するとパチンコ店の入り口に、ボーカリストの男がいた。
Vo「あいつ居ましたよ。ほらあそこ」
そのギターリストはパチスロをしていた。俺は、怒りが込み上げてきた。パチンコ店の中に入って行ってその男の肩を叩いた。
その男が振り返った。その男は長髪の金髪でイケメンだった。押尾学見たいな顔をしていた。
その男は誰?見たいな顔をしていた。口が動いているがパチンコ屋の音が大きすぎて、何を言っているのか分からない。
すると、後ろにいたボーカリストの男がギターリストのクビ根っこを掴み表に引きずりだした。表に出て、俺はギターリストの男に、詰め寄った。
俺「お前ともちんから、お金借りてるだろう。」
Gt「いきなりお前は何なんだよ」
俺「俺はともちんの彼氏だ」
言ってしまった。本当は彼氏でもなんでもないが何故かこう言ってしまったんだ。
Gt「あっ!そんで彼氏が俺に何の用だよ」
俺「借りてるお金返せよ。お前彼女がどんな思いをしてるのか分かってるのか」
Gt「お前には関係ないだろう。」
俺「お前の借金の保証人に彼女がなっているだろう。今お前の借金を彼女が返してくれて
るんだぞ」
Gt「えっ・・・」
そのリアクションからして、ギターリストは色々な所から、金を借りまくっているので、
どこの借金の保証人が誰になっているのかも、解っていないような状況なんだろう。
Gt「とにかく、お前には関係ないし、あいつが保証人になったのが悪いんだろう」
ギターリストの男は完全に開き直った。
俺「お前の借金を返す為に彼女が今何をしているのか、お前は解ってるのか!」
Gt「だから、その内返すって、もういいだろう。スロットボーナス中なんだよ」
俺は怒りに震えた。その瞬間ギターリストを殴っていた。人を殴るのは人生で初めてだった。
その瞬間、ギターリストも何すんだ!と殴り返してきた。不思議と痛さは無かった。
俺は、怒りのままギターリストにタックルした。そのまま俺とギターリストは転がりながら殴りあった。
後ろにいた、ボーカリストの男が止めに入ったが、お構いなしだった。俺は鼻血が出た。
ギターリストの服が俺の鼻血で真っ赤になっていた。
それでも、俺は我を失った感じで、ギターリストにタックルとパンチを繰り返した。
喧嘩なんかしたのは生まれて初めてだ。俺は止まらなかった。タックルしては殴られ、
タックルしては殴られの繰り返し。
そうこうしている内に、ギターリストの男が、「分かった。もう止めろ。警察がくるぞ」と言い出した。
お互いに駐車場に寝転んだままになっていた。俺の鼻血はまだ、止まらなかった。
ギターリストの男は「俺が悪かった。彼女に合って話つけるから勘弁してくれ」と言い出した。
俺は怒りのまま言った。
「直ぐに彼女に金を返せ!そしてお前の借金もお前が返せ。これ以上彼女を苦しめるな!」
今思いかえしても、この時は異常だったと思う。ギターリストが折れなければ俺は奴を殺していたかもしれない。それくらい興奮状態にあった。
ギターリストが「分かった。だから勘弁してくれ」と言ってきた。
俺は「免許書だせ!免許書だせ!」と叫んだすると、そのギターリストの男は目が点になっていた。
俺「お前が今度逃げたら、俺はお前の実家に行ってお前の親からお前の借金を取り立てる。いいな」と叫んでいた。
ギターリストは素直に免許書を出してきた。そして、ギターリストは泣きそうな顔で「はい。すいません」と謝っていた。
俺は自分自身に驚いた。まさに借金取りの様になっていた。人生初の殴り合いをこの時に経験した。テレビでボクサーの試合を見ていると、痛いんだろうなとか思っていたけど、
少しボクサーの気持ちが分かった。
興奮状態にあると痛みはそれ程無い。ただ、殴られれば、殴られるほど興奮するんだ。
そうなると、めちゃくちゃ痛いはなのに痛みを感じないんだ。
ギターリストは立ち上がって逃げる用に立ち去って行った。ボーカリストの男が「大丈夫ですか?」と声を掛けてきてくれた。
俺は鼻血が流れっぱなしだったので、ハンカチを自分の鼻に詰めた。その日は俺はそのまま家に帰った。
家に帰って鏡で自分の顔を見ると、ひどい有様になっていた。試合後の幕の内一歩みたいになっていた。
次の日は会社を休んだ。さすがにこの顔では店には出られない。
気にかかったのはともちんの事だ。ちゃんと、あの男からお金を返してもらえるんだろうか・・・。
その後思った事は、俺は余計な事をしたんじゃないかと言う思いだった。俺は彼女に頼まれて、こんな事をした訳では無いし、彼女はこの経緯を知らない。
もしかすると、彼女はまだ、あのギターリストの事を好きなのかもしれない。なら俺は彼女の好きな男を殴ってボコボコにしたのだ。
俺とギターリストが殴りあった翌翌日、ボーカリストの男から、電話があった。どうやら、ギターリストがともちんに連絡を入れて今から逢いに行くらしい。俺はその日も顔の腫れが引かずに、会社を休んでいた為、俺も立ち会う事にした。
ともちんに電話をしてみた。ともちんは直ぐに電話に出た。
ともちん「あっもしもし、こんな昼間にどうしたの?今日休みなの?」
俺「うん。今日は休みなんだ。」
しばらく沈黙。
ともちん「どうしたの?」
俺「あいつ。ギターリストの奴から連絡あった?」
ともちん「えっ・・・。何で知ってるの?」
俺「いや実は・・・」
俺はそれまでの経緯をともちんに話した。彼女は驚いていた。俺は彼女に謝った。
「勝手な事してごめん」
ともちん「そんな事ないよ。ありがとう」
良かった彼女は怒ってはいなかった。
ともちんがギターリストと会う約束をした場所に俺も行っていいか、ともちんに聞いた。
ともちんは困惑しながらも了解をくれたので、俺は立ち会う事にした。
待ち合わせの場所へ向かうと、ともちんは既に来ていた。僕の顔を見るなり彼女は驚いていた。なんせ幕の内一歩状態。
ともちん「どうしたの?大丈夫?もしかして、あいつにやられたの・・・」
俺「いや・・・ごめんついカッとなっちゃって。勝手な事してごめんね」
ともちん「私の方こそごめんね。」
何故か彼女に謝られた。
しばらくすると、ボーカリストの男とギターリストの男が現れた。
ギターリストは俺の顔を見るなり会釈をして来た。
ギターリストはともちんと顔を合わせる事無くずっと下を向いていた。ともちんはギターリストの顔をずっと見上げていた。
ギターリストが口を開いた。
Gt「ごめん」
ともちん「・・・・」
ともちんは目に涙をためていた。そして堪え切れず泣き出した。
ギターリストは何も言わずただ、黙っていた。
ともちん「CDとかレコード会社とか嘘だったの?」
Gt「ごめん。お金は返すから、本当にごめん」
ともちんは人目もはばからず泣いていた。それはそうだろう。信じてお金を貸した好きだった男の全てが嘘で、そのせいで風俗でまで働かなくてはならなくなってしまったのだから。
ともちんは「もういい」と言って走ってその場を立ち去ってしまった。
俺はともちんを追いかけた。ともちんはしゃがみ込んで嗚咽を漏らしながら、泣いていた。
彼女が一人にして欲しいと言うので、彼女を残して、俺はギターリストの元に帰った。
近くのマックに入り、僕と、ギターリストとボーカリストの3人で話をした。
ギターリストはプロのミュージシャンを目指して、田舎から上京してきたらしい、それで、色々なバンドに加入して、ボーカリストと出会いバンドを組む事になったらしいのだ。
ギターリストはギターの腕は確かだし、曲のアレンジ能力も高かったらしい。
パチスロはお金が無くて、明日の飯もどうしようか?って時に神頼みでたまたま入ったパチンコ屋でたまたま大勝しそれからのめり込んで行ったみたいだ。
ギターリストはその時飲食店でバイトをしていたらしいのだが、たまたま歌舞伎町を歩いている時に、ホストにスカウトされホストをしながら、バンド活動を続けていたらしい。
ギターリストはその風貌からか、新入りにしては、お客さんが付きそれなりの人気ホストだったそうだ。多い時で月に80万近く稼いだ事もあるらしい、その頃から金に目がくらみ音楽活動がおろそかになったみたいだ。
そんな時にライブの打ち上げでともちんに出会い、彼女と親密な関係になっていったらしい。最初は毎回ライブに来てくれるともちんに感謝して本当に好きだったらしいが、バンドの人気が上がっていくにつれて、調子に乗り他のファンの事も関係を持ったらしいのだ。
その後、ギターリストはホストでツケの回収が出来なくなって来ていて、店にかなり額
の借金になってしまったのだ。信じていたお客達に裏切られ、ギターリストの心はボロボロだったらしい。
そんなこんなでバンド活動も上手くいかなくなり、ギターリストはうすうす俺はバンドク
ビになるんじゃないかと感じていたらしい。
バンド首になりたくなかったギターリストはメンバーにいい顔をしたかったらしくCD
制作の費用を一人20万の所を、自分だけ100万用意して、メンバーにいい顔をしたかったらしいのだ。
それで、ともちんから100万円を借りたみたいだ。100万って言った時は本当に10
0万借りれるとは思っていなかったみたいだ。
その後、そのギターリストはバンドからクビを通達され、ホストからもツケの回収が
不可能になって来て、行方をくらましたらしい。
ともちんが連帯保証人になっている借金は、ホストのツケを返す為に借りたお金みたいだ。
ギターリストはともちんが保証人になっている事を忘れていたらしく、取り立てが自分の所に来ないから、上手く逃げられたと自分では思っていたらしい。
その後は、関係のあったファンの家や漫画喫茶を転々としながら、パチスロに明け暮れていたらしい。
ギターリストは借金をしている会社に顔を出して、自分が借金を返すから、保証人のとも
ちんの所には行かないで欲しいと言って来たらしい。
ギターリストはムネポケットから封筒を取り出し、これをあいつ・・・ともちんに渡して
くださいと僕に封筒を渡してきた。
その中には現金200万円が入っていた。ギターリストはともちんにお金を返すのに、親
に頭を下げてこのお金を借りたらしい。ギターリストは音楽からは足を洗い、1週間後か
ら、住み込みでトンネル工事の現場で働くと言っていた。
ギターリストは「あいつには本当に悪い事をした」と言って泣いていた。本当に騙すつも
りでお金を借りたわけじゃないと言っていた。バンドをクビになりかけていて、メンバー
になんとか、いい所を見せようとして、お金を借りたらしい。
バンドでのレコーディング、CDリリースの話は嘘ではなく、当時バンドの中では本当に
あった話らしい。一人20万円づつ集める予定だったらしいのだが。レコーディングに入
る前にギターリストの素行の悪さがバンド内で問題になり、急遽バンドをクビにしたそうだ。
ともちんから、借りたお金をギターリストはずっと返そうと思っていたらしいのだが、
バンドをクビになった事を言い出せなくなっていたようだ。CDを発売して、きっちりお
金を返して、ともちんにいい顔をしたかったみたいだ。
その後ギターリストはバンドをクビになったショックから、働く事を止め、毎日パチスロ
三昧の毎日を過ごしていたらしい。結局ともちんから借りたお金も50万くらいは使ってしまったらしい。
僕はギターリストにともちんからお金を借りてそのまま逃げようかと思っていたのか問い
ただした。ギターリストはそうの内返すつもりでいたらしいのだが、返すタイミングを失
い、連絡するタイミングを失い、日々消費者金融からかかってくる借金返済の電話に嫌気
がさし、携帯を解約して、逃げ回っていたのだ。
ギターリストはただ、あいつに悪い事をした。と謝っていた。
ボーカリストの男も今回の事は少し責任を感じていたようで、すまないと謝っていた。
最後にギターリストは僕に「色々迷惑をかけてすみません」と謝って来た。僕は何故お
金を急に返す気になったのか聞いてみた。
そうするとギターリストはパチンコ屋の駐車場で僕と殴り合った時に本当に僕に殺される
と思ったらしい。自分では気が付かなかったが、物凄い気迫だったんだろう。
店を出て別れ際僕はギターリストに「頑張れよ」と声を掛けた。ギターリストは深々と頭
を下げながら去って行った。
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
僕は直ぐにともちんに電話をした。
ともちんはまだ、泣いていた。近くの公園にいると言うので向かった。
ともちんは公園でうずくまって泣いていた。
僕はこれあいつからと言ってギターリストから預かった、封筒を渡した。
ともちんは中身を見て、さらに大声で泣き出した。
俺「あいつ、ごめんて謝ってたよ」
ともちん「あの人はどうしたの」
俺「なんか、住み込みで工事現場で働くって、借金も自分で返すように手続きしてきた
から、もうともちんの所へは督促は来ないと思うよ」
ともちん「・・・・・」
俺「もう、あいつの事は忘れろよ」
ともちん「・・・・」
俺「俺じゃダメかな。俺は絶対にともちんを幸せにするよ」
ともちん「・・・・」
俺「なあ、俺の所に来いよ」
俺は何時から、こんなセリフが言えるようになったのか・・・。この数日間で色々な事が
あって、人格が少し変わったのかな。以前の僕なら絶対に言えないセリフだ。
俺「俺ともちんが好きなんだよ。俺と付き合ってくれ」
遂に言ってしまった。ここで断られたらもう、会うことはなくなってしまうだろう・・・。
僕とともちんはただ出会い系サイトで知り合った仲だ。告白してフラれればもう会う理由がなくなる。
フラれても友達として何て器用な事俺に出来るはずもない。
ともちん「いいの?私で」
俺「えっ?」
ともちん「私佐藤さんの事好きだよ。だけど、私今・・・」
ともちんは恐らく風俗で働いている事を気にかけているんだろう。
俺「いいよ。俺と一緒にいてよ」
ともちん「じゃあ付き合って上げるよ」
ともちんは少し照れくさそうに言った。
・・・・
これって、
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
って奴ですかね。
こんな感じで僕は29歳にて初めての彼女が出来たのです。
人生初の彼女!しかも歳が7歳も離れてる・・・・。
その夜は彼女の家に泊まった。彼女はやっと冷静さを取り戻し、何時もの感じに戻ってきた。
二人でテレビを見ている時に横を見るとともちんがこっちをずっと見ていた。
本当に自然な流れだった。そのまま僕はともちんにキスをした。
ともちんは少し顔が赤くなっていた。
ともちん「何時から私の事好きだったの?」
僕「初めて会った日から」
ともちん「え〜早〜」
僕「ともちんは本当の俺みたいなのでいいの?」
改めて聞いてしまった。
ともちん「うん。私は電話告白された時にはまだ、分かんなかったけど、家に来てくれるって行ってくれた時に嬉しかったんだ。だから多分そん時に好きなんだなって・・・・気が付いたの」
僕は今まで女の人ってみんなイケメンが好きだと思ってた。
だから自分みたいな男はダメなんだと勝手に思い込んでいたんだ。
でも、ともちんと出会ってそうじゃない事を知った。
その後、彼女とは順調に交際を続けています。彼女は今は風俗は止めて、ずっと興味のあった服屋さんで働いています。
僕は相変わらず、レコード店で変わらぬ日々です。
そういえばこないだ、ボーカリストが来て、新しいCDが出来たので、店に置いてくださいって来た。
もちろん心良くOKした。売り上げはまずまず順調らしく、今はメジャーレーベルから、誘いもあるらしい。
ギターリストの事も聞いてみたが、なんやら、遠方の現場で借金返済の為頑張って泊まり込みで働いているらしい。
ともちんは相変わらず、興味のあるバンドを見つけて良くライブに行っています。
しばらくは、元気がなかったけど、最近は前の明るさを取り戻して元気にやっています。
なんか、自分の中ではこの事件は結構壮絶だった様な気がしてるんだけど、世の中の人は
このくらいの修羅場は当たり前に経験してきているのかな?
僕は本当に今まであたりさわりのない人生を歩んできたから、ともちんと出会っての数か
月は結構壮絶でした。人間やっぱり「恋」しないと駄目だね。なんか、恋している時が一番楽しいかも?
そういえば、こないだともちんと初めてディズニーランドに行ったんだ。
超楽しかった。何もなかった青春を今取り戻している感じ?
まだ、結婚とかは全然考えてない。ともちんはまだ22歳だし、やりたいことが沢山あるだろうから、自由に自分のやりたい事をやって欲しいって感じなんだよね。
では、そんな、感じでこの話を閉めようと思います。
こんな素人のどうでもいい、恋愛話を最後まで読んでくれたあなた、本当にありがとう。
読みにくかったり、意味わかんない所もあったと思うけど、それは素人が書いたものだから勘弁してください。
あと感想とかあれば、送ってもらえるとすげー嬉しいです。
それでは、また!
感謝
幾つか質問が来たのでここでお答えします。
モンタロウさんは何ていう出会いサイトでともちんさんと出会ったんですか?
僕がともちんと出会ったサイトはイククルってサイトです。なんか小森純さんが出てたから大丈夫かなと思って登録
迷惑メールとか来ないし、いいサイトだと思います。
僕も出会い系やってみたいんだけど、コツとかありますか?
コツは解りません・・・・。別に普通にメールすればOKだと思います。僕も出会い系デビューしたのは最近なので。
気が合いそうな人にメールするのがいいと思います。
ともちんさんとは結婚しないんですか?
今のところはその予定はないです。彼女はまだ若いのでやりたい事も沢山あるだろうし、束縛はしたくないんです。
家で料理作って待ってろみたいなね。まあ、僕がそれを押し付けても多分やってくれないだろうけど・・・
今後の2人の近状をこのHPで更新してくれませんか?
う〜ん。近状と言っても何もないしな・・・。まあ、結婚する時と、別れた時ぐらいは報告します。
後は、特にこのHPは細かい更新はしないと思います。
ともちんさんの借金はちゃんと解決したのでしょうか?
はい。大丈夫です。ギターリストは真面目に借金を返してるはずなので、今の所ともちんの所に借金が来る事は無いです。
ギターリストは心を入れ替えて頑張っている見たいです。
ボーカリストやギターリストが在籍していたバンドを教えて
個人を特定できる情報は無理です。