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村上義弘 【むらかみ-よしひろ】
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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説
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村上義弘 むらかみ-よしひろ
 
?-? 南北朝時代の武将。
村上水軍の祖。伊予(いよ)(愛媛県)大島を本拠とし,海賊大将とよばれた。元弘(げんこう)の乱で瀬戸内海に金沢(かねざわ)(北条)時直の水軍をやぶる。その後も南朝方として活躍。貞治(じょうじ)4=正平(しょうへい)20年(1365)河野通尭(みちたか)とともに,大宰府(だざいふ)の懐良(かねよし)親王に謁見した。
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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。収録人物のデータは2009年1月20日現在のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典内の村上義弘の言及
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【水泳】より
… (1)能島流 野島流とも書く。紀州藩の能島水軍の伝統をひくといわれ,南北朝時代に村上義弘が海賊流として創設,のち能島流となり,名井家,多田家に伝わった。平体と巻足(まきあし)の立体を主とする簡素厳格な泳ぎである。… -
【吉海[町]】より
…平安時代末期,大島には醍醐寺領大島荘が置かれ,町域はその〈吉浦方〉であった。中世には村上水軍の根拠地で,亀老山の隈ヶ岳城をはじめ多数の城跡があり,亀老山麓の高竜寺は南朝方として活躍した村上義弘の菩提寺とされる。津倉湾奥の幸(さいわい)新田は1697年(元禄10)に完成した干拓地で,島内の穀倉地帯であり,現在は町の中心地となっている。… - ※「村上義弘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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