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'13/3/21

菓子で「南区七大伝説」PR



 広島市南区に伝わる「南区七大伝説」にちなんだ菓子を考えてきた地元進徳女子高の生徒が20日、校内で完成試食会を開いた。全国菓子大博覧会(ひろしま菓子博)期間中の4月21日、南区のJR広島駅南口地下広場で振る舞う。

 食育デザイン科の21人が7班に分かれ、地元菓子店に通ったり、古老に伝説を聞いたりして7種を作った。猿猴川の河童(かっぱ)伝説をテーマにした菓子は、かっぱ巻きに似せたロールケーキで、抹茶クリームなどをクレープで巻いた。黄金が埋まっているといわれる黄金山は、ケーキを薄黄のマンゴークリームで飾った。旧国鉄宇品線の機関車をイメージしたケーキなどもある。

 この日の試食会には、生徒や菓子店の店員たち約60人が集まった。

 七大伝説をPRする南区役所が同校に菓子作りを持ち掛けた。菓子博後は、協力した菓子店が販売も検討する。

【写真説明】機関車に見立てたロールケーキなど考案した菓子を食べ比べる生徒




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