概要
書籍出版の電子化が進みつつある。そこでは、著者、出版社、印刷会社、取り次ぎ、書店、読者の関係が大きく変わることになる。書籍流通(市場)の在り方が根本的に変わるとともに、従来の書籍における権利処理(著作権等)も見直しが迫られることになる。
また、電子出版においては、教科書の電子化が重要となる。教育の在り方が変わる可能性が高いとともに、その市場が大きいことで、デバイスの普及を加速させるきっかけにもなる。次世代の電子書籍ユーザーとなる子供たちが、電子書籍に習熟するというメリットもある。
さらに、出版の電子化で、視覚障害者の方の書籍へのアクセスが向上したりするなど、社会への影響も計り知れないものがある。
こういった電子出版が、書籍の市場や、社会全般に与える影響を明らかにし、またそのための、政府・業界の対応の課題を検討するため、i-medal 研究会を立ち上げるものとする。
活動
定期的に、メンバーによる研究会を開催する。また、成果を広く公開するためシンポジウムの開催、研究業績書の発行を行う。
メンバー
[代表] 松原聡 (東洋大)
[副代表] 菊池尚人 (慶応大)
・
[顧問] 林紘一郎 (情報セキュリティ大学院大学)
・
城川俊一 (東洋大)
山田肇 (東洋大)
石川准(静岡県立大)
松原洋子 (立命館大)
中村伊知哉 (慶応大)
・
別所直哉 (Yahoo! JAPAN)
池田敬二 (電子出版制作・流通協議会)
丸山信人(電子出版制作・流通協議会 特別委員会委員長)
・
藤井大輔 (東洋大)
斎藤由里恵 (徳山大)
生貝直人 (東京大)
西田亮介 (慶応大)
山口翔 (立命館大)
小河智佳子 (東洋大)
松原真倫 (慶応大)
・
竹村真紀子 (松原研究室)