KSAT2衛星製作ゴーサインへ
[03/20 18:27]
鹿児島大学などが開発を進めている小型人工衛星、KSAT2号機の詳細設計審査会が20日開かれ、衛星の製作にゴーサインが出る見通しになりました。KSATは、鹿児島大学や県内の中小企業が開発した小型の人工衛星で、大気中の水蒸気の動きなどを観測し、集中豪雨の予測に役立てようと、いうものです。2010年5月に打ち上げられた1号機は通信に不具合が生じ、データ観測ができなかったため、鹿児島大学などでは通信機器や太陽光パネルを改良した2号機の開発を進めてきました。20日は航空宇宙工学の専門家らが鹿児島大学で審査会を行い、その結果、衛星の製作にゴーサインが出る見通しとなりました。KSAT2号機は、正式に合格した時点で、制作に取りかかり、来年度末にもH2Aロケットで打ち上げられる予定です。 |

WindowsMedia
|