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オウム死刑囚2人を証人申請 平田被告公判で東京地検

 95年の公証役場事務長拉致事件の逮捕監禁罪などで起訴されたオウム真理教元幹部平田信被告(47)の公判に向け、東京地検が教団元幹部の井上嘉浩(43)、中川智正(50)両死刑囚を東京地裁に証人申請したことが20日、関係者への取材で分かった。

 平田被告は現在、公判前整理手続きが進められている。地検は、拉致事件で共謀したとされる2人の証人尋問は立証に不可欠と判断。死刑囚の証人尋問は異例で、地裁が可否を決定する。

 平田被告は東京都杉並区のマンションで起きた爆破事件に関与した爆発物取締罰則違反罪にも問われ、裁判員裁判となる見通しだが、検察幹部は「仮に認められても、拘置所での出張尋問になるのでは」と話している。

 起訴状によると、平田被告は95年2月、公証役場事務長仮谷清志さん=当時(68)=を東京都品川区の路上で車に押し込んで拉致したなどとしている。確定記録によると、拉致事件で井上死刑囚は中心的な役割を果たし、中川死刑囚は実行役の一人。平田被告は見張り役を務めたとされる。

[ 2013年3月21日 06:00 ]

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