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2013-03

『 当会はいかなるレイシズムにも反対します! 』 - 2013.03.20 Wed


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当会はいかなるレイシズム(特定の人種・民族・出自などに対する差別)にも反対しています。

まず冒頭に申し上げておきますが、私(本会代表者・三神)は基本的には他団体や他者の行動に対する批判・非難は行わない主義でいます。なぜならば人の事をとやかく言えるほど私自身は崇高な立派な人間ではなく、私自身もかつてはある間違いを犯したことがあると思っているからです(その間違いの具体的内容については“反省”として後述します)。
よって、今回の記事も他団体や他者を批判・非難する事が目的ではありません。あくまでも第一義は当会の信念と方針を明確にしておくための声明であることをご理解願います。

近年、インターネットを媒介にして集まったいわゆる「行動する保守」と呼ばれる活動の中には、「市民団体」を標榜しつつ反社会的な民族差別主義に傾倒する団体も多く存在しています。彼らは街中で公然と「ゴキブリ朝鮮人を皆殺しにしろ」「チョンコをぶっ殺せ」などと口汚く罵り、その異常なレイシズム活動の動画をYouTubeなどで公開しています。
もちろんこのような活動に参加している全ての人が根っからのレイシストだということではないでしょう。むしろ多くの人は純粋に「日本のためになる」と考えて行動されてるのだと思います。しかしその純粋な思いも、レイシズムをあたかも愛国心であるかのようにすり替えて煽る一部の人間の暴走に引きずられ、結果的に下劣な民族差別活動になり果ててしまっているのです。
純粋な気持ちで参加している人達の中には、過激なヘイトスピーチやヘイトパフォーマンスに対して本当は疑問を抱いてる人もいるのではないでしょうか。疑問を抱きながらも「キレイ事では日本は変わらない」「過激なやり方でも同じ方向を向いている事に変わりはない」「ヘイトの定義はハッキリしない」「相手が嫌がってるのは効いてる証拠」などの言葉で、自分の心の中に浮かぶ疑問を必死で正当化しているのではないでしょうか。

“日章旗”や“旭日旗”はまさに日本そのものといえる私達日本人のシンボルです。その“日本”を掲げた集団が街中で暴言・ヘイトを繰り返すという行動は、日本そのものを貶める行為だと私は思うのです。
ネット上などでよく「街宣右翼の正体」として“街宣右翼の構成員の多くは在日コリアンで、日本の愛国者のイメージを低下させるのが目的”という文章を見かけることがあります。本当に愛国者へのネガキャン目的に活動する右翼団体が存在するのかどうか、私にはその真偽はわかりません。しかし、これはそのまま「保守」を自称するレイシズム団体によるヘイト活動にも当てはまるのではないでしょうか。
繰り返しますが彼らは“日本そのもの”を掲げて忌まわしきレイシズム活動をしています。その行為は、「八紘一宇」の大義のもと人種平等の世界をつくるために大東亜戦争で命を捧げた英霊をも侮辱する行為だと私は考えます。
またこれは街中でのデモや街宣に限ったことではなく、例えばTwitterのアイコンに日の丸を付けてる人が「朝鮮人は地球上から消えろ」などと連日書き込めば、それもまた日の丸を貶める行為になるのではないでしょうか。

国家としての中国・北朝鮮・韓国を批難するのは大いに結構だと思います。それらの国の反日主義を日本人が批難することはむしろ当たり前のことだとも思います。しかしどれだけ正しい主張であっても、そこに民族差別が入れば政治的にも道義的にも社会から受け入れられなくなります。
単純な物言いになりますが、好き嫌いの感情そのものはどうしようもありません。「人類皆兄弟」「隣人を愛しなさい」などとは私も思っていません。とりわけ中国に対しては冷戦を戦わねばならない国だと認識しています。しかし特定の民族に対する侮蔑を公然と口にしてしまえば、それは民族差別としか受け取られません。それは何の政治性も思想性もないただの憎悪(ヘイト)でしかないのです。

「レイシズムは許されない」という社会的モラルの一線を踏み外した集団が行き着く先は、クー・クラックス・クラン(K・K・K)のような差別主義のカルト団体化でしょう。日本のレイシズム団体の中には在日韓国朝鮮人への大量殺人予告を宣言している団体もあり、すでに組織としてはカルト化しつつあるのではないでしょうか。
このような偏狭で独善的な活動が広範な国民運動に拡大するはずもなく、和を重んじる温厚な日本の国柄に差別主義が受け入れられるはずもなく、幼稚なレイシズムが日本を良い方向に導くことなどありえないと思います。

韓国の子ども達が描いた「燃え盛る日の丸」や「ミサイルを打ち込まれた日本列島」などのイラストを見た事がある方も多いことでしょう。日本の子ども達がそんな絵を書いている社会が健全でしょうか。私はそんな日本の子どもは見たくありません。日本の子どもたちは下劣な憎悪ではなく健全な愛国心を持って育つべきです。我々大人が何ら恥じることのない行動を示し、レイシズムではない正しい愛国心のあり方を子ども達に伝えていかなければならないと私は考えます。

私利私益を超えて「国のために」と思って活動する志自体は素晴らしいことであり、大いに敬意をはらって然るべきです。しかし手法や方向性を間違っていては政治的に逆効果になります。レイシズムは害悪でしかありません。保守派のイメージを貶めると同時に、外国から見た日本のイメージも悪化させるでしょう。せっかくの活動が日本にとって害になっているようでは本末転倒なのです。

さて、ここで冒頭に述べた「私も間違いを犯した」という点について恥をしのんで申し上げます。
実は私自身も過去には深く考えずに、上述の差別的な団体のデモや街宣活動に何度か参加してしまったたことがあります。私自身としては在日韓国朝鮮人への差別心などは元々持ってはおらず、街宣においてもマイクなど一度も握った事がなく、ヘイトスピーチを行ったこともありませんでした。「日本の為の活動の頭数にでもなれればいい」という単純な思いからの参加でした。
しかし、私がデモ等に参加した団体の中には「在日を叩きだせ!」などと叫んでいる人もいたわけですから、自分がヘイトスピーチを言った言わないに拘わらず、レイシズムを黙認していた事は間違いありません。そういう意味においては、不当なレイシズムの対象にされた在日外国人の皆様に対して申し訳ない気持ちであり、ここに改めて心からお詫び申し上げます。

私は上記のデモなどに参加するうちに、「このような差別的な暴言を叫んでまわる行為は一般社会の支持や理解を得られるのだろうか。かえってマイナスになるのではないか」という疑問が大きくなりました。
また集団心理で彼らの行動がどんどん過激にエスカレートしていき、結果的に次々と刑事事件まで引き起こしていることにも大きな危惧を感じていました。
そこで「差別主義とは完全に訣別した正しい方向性の保守活動団体」をつくる目的で、旧団体「愛国議員サポートネットワーク(以下、愛サポと記載)」を創設したのです。
私自身のかつての失敗を教訓にして、ネットをきっかけに愛国心に目覚めた人たちが間違った差別主義活動に引きずりこまれるのを少しでもくいとめるために、新しい受け皿をつくっていきたいという思いでした。
そのため愛サポでは差別主義禁止を基本ルールに定めており、レイシズム団体系の主要人物は愛サポの活動への参加は禁止という事も申し合わせていました。

しかし残念なことに私の意に反して、愛サポの一部の役員はレイシズム団体系の主要人物と極めて密接な関係を深めていったのです。
そして遂にそれら一部の役員は『安倍総裁応援デモ』にまでレイシズム団体の中心人物を複数参加させるという看過できない計画を立てました。私が譴責するとその役員たちは「差別主義団体であろうが誰であろうが、利用できる者は利用する」と頑なに主張し、再三の説得にも全く応じようとしませんでした。
私はいっそのことデモは中止にしてしまおうとも主張しましたが、その役員はおそらく以前に個人で主催しようとした『ロート製品不買デモ』のドタキャンが非難された過去があるためか「口出しするな」と私を罵る始末でした。
結果として愛サポとしては『安倍総裁応援デモ』の主催を外れ、その役員たちがレイシズム団体と共同で勝手に強行する不本意な形になってしまい、私自身もデモには参加しませんでした。
これでは差別主義とは無関係だと思って入会された会員やデモ参加者にも申し訳が立ちませんし、愛サポを応援してくださっている協力者にもご迷惑をおかけしてしまいます。私はその責任を痛感して苦悩する日々が続きました。

しかし、それらの役員はその後も事ある毎にレイシズム団体やレイシズム活動家との共闘を主張し、挙句の果てには私に無断で愛サポの交流先の政治家のところへ有名なレイシズム活動家を連れていくなど、愛サポをレイシズム団体と表裏一体化させるような動きをおこしました。
もし政治家がレイシズム団体とつながりがあるということになれば、その政治家までレイシスト呼ばわりされ政治生命にかかわる事態に発展しかねず、これでは愛国議員のサポートどころか逆にネガキャンの材料作りをしていることになってしまいます。これだけは絶対に許容できないことです。

私は愛サポの代表者として一部役員のこの暴走を糺すべく、懸命に再三の注意・指導・勧告を行いましたが、力不足で是正させることが結局かなわず、やむなく代表者権限によってこれらの役員の除名処分を決定しました。
しかしあろう事かその役員たちは共謀して、愛サポの公式ブログ・公式メアド・公式Twitter・公式FaceBookの全てのパスワードを無断変更し、愛サポの乗っ取りを謀りました。あらゆる発信手段を封じられたことで、レイシズムの完全排除という私の意志は愛サポの活動に全く反映できない状態になってしまったわけです。
全ては私の力不足や甘さが原因ですが、会員や周囲の方にご迷惑をおかけしないためにも、解散して別々の道を歩むという方向で何とかこの役員たちを説得し、やむなく愛サポは急遽解散という形をとらざるを得ませんでした。

今さら愛サポ当時の内部の恥を拘泥するのは本意ではありませんが、愛サポ公式ブログでの解散発表の文章作成にも私は関与できず、解散自体が不明瞭かつ日本語として奇妙な文章での発表になったままであることから、元代表者としてあえて愛サポが突然の解散に至った経緯をここにご報告いたし併せてお詫び申し上げたいと思います。

その後、私は愛サポの最初の理想を純粋に継承して発展させるべく、レイシズムに反対する同志たちと『戦後レジーム脱却サポーターズ』を発足させて代表に就任し現在に至ります。
今こうして振り返ってみれば、かつて間違った手法のデモに参加してしまった浅慮な行動は私の痛恨の極みとするところであり、またその過ちを正すべく立ち上げた愛サポにおいても役員の暴走をとめられず僅か半年で解散となり、私は二度も失敗を繰り返してきました。
しかし私はこれらの失敗から多くのことを学びました。挫折の経験をバネにして見事な政権運営をされている安倍総理と比べるのは不遜に過ぎますが、私もこれらの失敗や挫折の経験を大きな教訓とバネにして当会の代表者としての責務を果たしていきたいと思っています。

そして有り難いことに深田匠先生や黒井執斗様、そして和心會の方々など、こんな至らぬ私を支持すると表明してくださる方々もいらっしゃいます。また長い伝統を持つ真正保守団体の大先輩の方々もあたたかいお気持ちで私と当会を引き立ててくださっています。
それらの皆様のご期待とお気持ちを裏切ることが無いよう、そして『戦後レジーム脱却サポーターズ』が戦後体制打破のささやかな一助となれるよう、強い信念で正しい方向性を貫いて活動していきたいと思います。

最後にもう一度、改めて宣言いたします。私は子供たちに誇りある強い豊かな日本を残してやりたいと願っています。しかし、街頭で公然と「在日朝鮮人を皆殺しにしろ!」と連呼して外国からレイシズム国家として非難されるような歪な日本を残したくはありません。
白人の人種差別を打ち破るために大東亜戦争を戦った日本にはレイシズムは必要ありません。レイシズムを肯定する団体や個人、そしてレイシズム団体と共闘する団体、このような方面と当会が連携することも絶対にありません。レイシズムは悪です。どのような理屈を並べようとも日本社会においてレイシズムが許容されることはありません。

『戦後レジーム脱却サポーターズ』はいかなるレイシズムにも断固反対する立場であることをここに表明させていただきます。


戦後レジーム脱却サポーターズ 代表 三神光平





長文に最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。


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