Wunder Kammer

なに、ただの日記帳だよ 

ハズレを引く日もあるものである

2013-03-20 21:40:08 | TRPG・卓上ゲーム
今日もTRPGコンに行って来ました。

…しかし、選んだ卓が外れだった…
選んだゲームは「カードランカー」
昨年末から流行りだした、遊戯王やヴァンガード、バトスピをイメージしたTRPG。
(個人的にはカオシックルーンを思い出したんだけどな。カードゲーム頓挫した上に連載無期中止中だけど)

設定としては、宇宙は1枚のカードから神によって作られた。
その後生まれた人間などが新たなカードを生み出していった。
そして今、不思議なカードは一般で遊ばれているが、中には特殊なカード「レジェンド」が生まれたりする。
そのレジェンドこそがマイフェイバリットカード。
遊戯王で言えば海馬のブルーアイズ、遊馬の希望皇ホープなどに匹敵するものである。カオシックルーンなら死竜王デスレックスみたいなものか。
それはある時、些細な出会いで出会うこともあれば、運命的な出会いを果たすこともある。
カードたちは低級カードですらちょっとしたkとで生まれてくることもあるのだ。
そして、そのカードを悪用する「ダークランカー」と戦うため、プレイヤーは「カードランカー」として
闇のカードランカーと「生命を賭けた勝負」を行う。
カードがゼロ(デッキアウト)になるか、ライフがゼロになることは文字通り死を意味する。
カードランカーは遊びではないのだ。
こうして、正義と悪のカードランカーの戦いが始まる。

ようするに、事件が起きたから、探索パートで事件のキーワードを集めつつ
カードも集めつつ、ダークランカー(GM)の妨害(酷いと、全員相手に判定させ、失敗したPCは何も出来ずパスしかできないというものもある)も受けつつ、
規定ターン以内に可能な限り有利な状況を作る。
そんなゲームだ。
(だが遊戯王における伏せトラップカードが通常ターンで行動を1回潰さないとセットできないのが痛い)

で、それに興味があってやってみたのだが…
4人PLとGMの卓で、GMがヘタクソ、マンチキンでなりきりの強いプレイヤーが二人という最悪の卓だった。

「マンチキン」というのは、簡単にいえば
物語性やキャラクター性などよりも、高効率的プレイを好む、時には他社にも要求するいうなれば「熟練上級者プレイヤー」
とでも言うべきか。
本来の意味は聞き分けの無い子供のようにわめいて、GMに無理を通させるプレイヤーを指していたのだが、現在の日本TRPG会では前述のようなプレイヤーとされる。
詳しくはウィキペディアの項目を参考にしてくれい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AFRPG%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%AB

格ゲーで言うなら相手に何もさせず、初心者でも誰でも問わずフルボッコにする上級プレイヤーかね。
数千戦数百勝数百敗とか記録してるどう考えてもイカレてるレベルの人種。

まぁそういうマンチキンって、GMから嫌われるんですよ。
そりゃそうだよね、効率のいいコンボとかで瞬殺とか格ゲーでもTRPGでもつまらないもん。
場合によっては同じパーティのPLにも嫌われる。
そりゃそうだ、自分なりのプレイングをしたいのに、「次のターンでああして、誰はこうして、俺がこうするからそうしろ」
とか他人のプレイスタイルにも口出しするんだもん。
俺の大っ嫌いな人種だね。
戦場の絆とかで実際常連の上級者に最高に嫌な気分にさせられてそれ以来やってなかったし。
そもそも本音を言えば、俺はサッカーや野球やバスケなどのチームプレイは大っっっっ嫌いなのだ
俺が活躍できなくてつまんないもん。学生時代もそれでせっかくボールとってもサッカーやドッジボールやバスケとかで味方にボール奪われるし。
キーパーは点入れられたら責められるし、野球も打てなきゃ取れなきゃ文句だろ?
チームプレイなんぞ糞食らえじゃボケ!
俺は!俺のやりたいことを!やりたいようにやって!主役になりたいの!
でも節度は持った行動はしてるぞ。空気を読むのは得意だからな。

で、話がずれたが、そういうマンチキンの存在のせいですっげぇつまらなくなるわけですよ。
だって戦闘で、初心者の俺ともう一人の男、「こうしろ」って言われてソレしか出来なかったもん。
マンチキン(通称マンチ)は「慣れた上級プレイヤー」のことだから、その存在自体が嫌われるわけではないんだよ。
マンチキンのお陰でわからないことを丁寧に教えてもらったり、GMのミスを訂正してくれたりとかゲームの円滑化に助力してくれるから。
だから面倒くさいのは「俺がエースストライカーだ!」みたいな自己中心的マンチキンの存在なのよ。

あとはなりきりの行き過ぎたヤツかな。
TRPGなんだからなりきりは当然なんだけど、自分があまりにも役に入り込みすぎて、他のPLを食っちゃう奴。
こういうのも面倒くさい。
例えばみんながこういうシーンとか、流れに持って行こうとしているとする。
だけど、なりきりさんがキャラになりきりしすぎててゲームの進行と他のPLの活動に支障が出るやつ。
例えばツンデレお嬢様を演じたオッサンが、早くNPCと話しつけて進めたいところでツンツンして逆らったり余計なプレイングするから話が進まないとか。
オンラインゲームのなりきりとはわけが違う。だって制限時間ある中で、物語の進行に支障をきたすんだもん。
演劇でいうなら、例えば白雪姫で小人の一人がやたらキャラ主張して物語が停滞するようなもんだ。
こういうのもウザい。適度なプレイングを心がけろよ…

で、そのマンチキンとなりきりすぎのが混ざってると、めんどくせぇめんどくせぇ。
もう発言数多すぎて、大人しめの人間ほど何もできねぇで流されるだけ。

今日のカードランカーこそがまさにそうだったんだよ。

俺は相変わらずスタドラ好きのスガタ好きなので、またスガタの名前をもじったキャラを作っていた。
で、GMから渡された背景が「友人がダークランカーに襲われて魂を奪われらが、友人の当てたレジェンドカードが守ってくれた」だったのよ。
だからそのカードをスガタに倣ってザメクにしたの。
で、その時だよ。
俺が「仲良し三人組で友人の男女がいて…」と言い出して、「タクトくんとワコちゃん」とスタドラ好きとしてはその名前を使いたかったのだが…
向かいに座ったなりきりマンチ豚女が勝手に「Aイチ君のB子ちゃんでいいよ!」と決めつけやがった。
なんたる屈辱!スタドラ好きの俺の前で、タクトとワコをAとBだと…!?

で、その後もタクトとワコと敢えて俺が呼んでると
「いやいや、AイチくんとB子ちゃんでしょ」と訂正する。
…このクソ豚女、富士山の樹海で首吊り自殺体として吊るしてやろうか…?
で、テメェは主人公レベルのなりきりマンチと来たもんだ。
…俺も一応「友人を救う」っていう主人公的な目的貰ったんですけどね。
名前がAとBにされましたが

とりあえずレジェンドカードを作成する。
名前、召喚口上などは自由で、属性(種族)と能力は既存のものを使用。
これで「古代銀河の王竜(エンシェントギャラクシードラゴン)・キングザメク」って名付けたの。
そりゃいつものようにシンドウ・スガタをもじって「神堂 皇(ジンドウ・スメラ)」って名前にしたからな
当然、レジェンドカードもザメクを流用だ。
召喚口上は
『封じられし時の中で眠りし大いなる王の竜よ。今こそ王の声に応えてその姿を表わせ!
アプリボワゼ!エンシェントギャラクシードラゴン・キングザメク!』

って考えておいたんだけど(このゲームにはレジェンドカード召喚や、自分のターン開始時、デュエル開始時などに声に出していわねばならないルールがあるらしい)
呼び出し宣言をした瞬間マンチ男とマンチ女が戦闘を進めようとしたから、召喚口上が言えなかった。
あまりにもイライラ来てたんで
「俺、レジェンドの召喚口上言わせてもらってないんスけど!」
と強く出て、あとからタイミングずれで言わせてもらった。カッコ悪い…

んで、もう一人の男がマンチでなりきりが一番うるさかったので、つまんねーつまんねー。
俺ともう一人の初参加者、全然自分らしいプレイできなかった。

で、マンチキンどもの言うとおりの進行でボス戦に入ってハッピーエンド。
良かったね!


で、個別のエンディング描写があったんだけど…
俺のエンディングは魂を取り戻したタクト(豚女は「A一くんでしょ」と訂正させたが)と会話して、
「よかった…調子が良くなったら、またカードランカーしような…」
みたいな会話してたわけ。
で、俺…あーめんどくせぇ、スガタはタクトに「お前のくれたキングザメクに救われた…」
と、土産として購入したカードから当たったレジェンドカードをプレゼントしようとしたの。
で、俺はそのカードこそがスタドラ好きなら絶対出したい「颯爽登場銀河美少年タウバーン」だったのだが…
ミスとかばっかりで目立たない人間に活躍の場を作ってあげようともしないクソGMが勝手に
「じゃあクイーンザメクでセットのカードですね!」
と勝手に命名しやがったので
スメラくんはA一くんとキングザメクとクイーンザメクというわけのわからないセットで絆が深まりました。
そんな俺のエンディング。
ふざけんな!GMがPLの個別ED潰すなや!

途中からイライラしながら自暴自棄でプレイして終わらせました。

…コンベンション参加してて初めてだ、こんなつまんねぇセッション…
カードランカーは面白かったよ?噂通りの面白さだ。
だけど他のPLとGMのせいで台無しだよ。

結局「慣れたマンチの言うとおりに動くだけ」だったじゃねえか。俺ともう一人の初心者。
やっぱりハズレもあるもんだな、コンベンションは。

で、次にすぐサタスペのがあるけど、俺は参加せんわ。
サタスペ好きの仲間も行けないって言うし。
行ってまたマンチにでかい顔されたらつまんねーし
受付は3/21の0時からだけど、今回はパスだな。


サタスペとネクロニカは、今のところ仲間内(マイミクさんやツイッターのフォロワーさん)と遊ぶほうが面白いわ。
コンベンションで遊ぶのも考えものだな。誰とでも仲良く遊べるわけじゃないもの。
ジャンル:
その他
キーワード
マンチキン レジェンド カードラン ギャラクシー オンラインゲーム 自己中心的 銀河美少年 空気を読む カードゲーム ブルーアイズ
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