(cache) 山の水族館・郷土館閉幕 北見 - 47NEWS(よんななニュース)
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  •  【北見】北見市温根湯温泉地区の山の水族館・郷土館が11月6日、33年間の歴史に幕を閉じる。現在地から20メートルほど国道寄りに移転改築し、来年7月に「おんね湯水族館」(仮称)としてリニューアルするため。市は閉館キャンペーンとして1日から、来館者にしおりセットをプレゼントするほか、4〜6日は入場料(一般670円、中学生440円、小学生300円)を無料とする。 市留辺蘂総合支所はキャンペーンについて「長年ご愛顧いただいた感謝の気持ち」と説明。しおりプレゼントはなくなり次第終了する。開館時間は午前9時から午後5時まで。 山の水族館・郷土館は1978年の完成。体長80センチ〜1メートルのイトウ約40匹や熱帯魚など50種約3千匹を展示しているが、建物や設備の老朽化が進み、来館者数が減少。全国的に活躍する水族館プロデューサー中村元さんの助言を得て移転改築し、滝つぼを再現した水槽や冬に氷が張る水槽などを備えた新施設「おんね湯水族館」としてリニューアルする。 新施設は今年6月に着工し、現在、基礎工事などが行われている。12月末ごろ上屋が完成した後、内部に水槽などが設置され、来年7月オープン予定。 イトウなどの淡水魚は新施設完成まで現施設で飼育し、熱帯魚については来月初旬に留辺蘂町滝の湯にある越冬施設に移す。郷土館にある馬の剥製や留辺蘂町のジオラマなどの展示物は、新施設に隣接する「果夢林の館」などへの移設を検討している。(中橋広岳)
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      【北海道新聞】