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【大相撲】

白鵬 あるぞ74年ぶり12日目V

2013年3月20日 紙面から

◇大相撲春場所<10日目>

把瑠都を上手出し投げで下す白鵬(右)=ボディメーカーコロシアムで(山田欣也撮影)

写真

 (19日・ボディメーカーコロシアム)

 横綱白鵬(28)=宮城野=は大相撲の末、把瑠都を上手出し投げで仕留め、無傷の10連勝、37場所連続の2桁勝利とした。琴奨菊が豊ノ島のすくい投げに屈して3敗に後退したため、2敗は平幕の隠岐の海だけ。早ければ74年ぶりに12日目で白鵬の優勝が決まる。稀勢の里(26)=鳴戸=は6勝目を挙げ、初顔20連勝とした。鶴竜は栃煌山に敗れて5敗目。栃煌山は4大関撃破となった。

     ◇

 敬愛する双葉山が74年前に打ち立てた伝説の記録に、白鵬がもしかしたら届くかもしれない。把瑠都を上手出し投げで下し初日から10連勝。2敗の隠岐の海と3敗力士の勝敗によっては、15日制で双葉山しか達成したことがない12日目の優勝が決まる。

 把瑠都のあごの下に頭をこじ入れた。白鵬にとっては珍しい体勢だったが、「(把瑠都は)先場所とは別人のようだ。体重、身長もむこうが上だから、こういう相撲になる」。復調した把瑠都と真っ向勝負に挑み、1分44秒7の激戦を上手出し投げで制してみせた。

 37場所連続での2桁勝利。「(10勝は)本場所の横綱としての勝ち越しだと決めている。それを気持ちよくできたことが満足です」。北の湖と並び1位タイの記録となったことには「昭和の名横綱に肩を並べることができてうれしい」と素直に喜びを表現した。

 白鵬が連勝を12に伸ばし、その上で隠岐の海が11日目から連敗し、3敗力士も2日間のうちいずれかに負けを喫しないと74年ぶりの12日目の優勝はない。状況としてはかなり厳しい。

 だからこそ、無心で土俵に上がり続けるしかない。「年6場所、その一場所一場所を最後までとり切るというモチベーションでやっています。全然違うお客さんが毎日来る。15日間、出続けるのが大事」。優勝争いよりも横綱の責任を15日間果たすことが目標となっている。

 次のステップは「横綱としての2桁勝利」と位置付ける12勝。そこまで連勝を伸ばし、その結果として大記録が待っているかもしれない。 (岸本隆)

 

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