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三菱重工 F35組み立てライン新設へ3月19日 5時19分
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政府が航空自衛隊の次期戦闘機として導入するF35について、航空機メーカー国内最大手の三菱重工業が日本国内での組み立て製造を請け負うことになり、三菱重工業は、名古屋空港に隣接している小牧南工場にF35の組み立てラインを新設することになりました。
F35はアメリカなど9か国が共同で開発を進めているもので、政府は航空自衛隊の次期戦闘機として導入することを決定しており、今後10年以上かけて、42機を調達することにしています。
また、政府は日本国内の防衛産業の技術水準を高めるため、今後導入するF35については、アメリカなどから輸入した部品をもとに、国内企業に組み立てを担わせる方針で、今月1日には、F35について、国内企業が製造や修理を行っても国際紛争の当事国に対して武器の輸出を認めないなどとした「武器輸出三原則」の例外として認めることを決めました。
これを受けて、日本国内での組み立て製造を請け負うことになった三菱重工業は、愛知県営名古屋空港に隣接している小牧南工場に数百億円の費用をかけて、F35の組み立てラインを新設する方針を固め、ことしの夏以降、そのための工場内の区画整理に乗り出す方向になりました。
これについて、日米の防衛関係者は「将来的には日本向けのF35の組み立てだけでなく、在日アメリカ軍に配備されるF35の修理や補修などを小牧南工場で行うことも視野に入れたい」としています。
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