「ひまわりと子犬の7日間」のイベントに出席した愛犬家の野村克也氏、右は映画に出演した犬のイチ、左はふなっしー=シネマート六本木(撮影・塚沢健太郎)【拡大】
映画「ひまわりと子犬の7日間」(堺雅人主演、3月16日公開)のイベントが13日、行われ、サンケイスポーツ評論家の野村克也氏(77)が出席した。
第3回、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本が決勝ラウンド進出を決めたが、野村氏は「(首脳陣は)後輩ばっかりですから、アラばっかり見えるんだよね。(自分は)性格がよくないから」と前置きし「よく(決勝Tに)行ったなと思いますよ。苦戦ばっかりじゃないですか。1つ間違えれば負けてるでしょ。“ラッキー”って勝ち方で“名采配”っていう勝ち方じゃないでしょ。思いませんか?」と、いきなりボヤキ全開。
「山本浩二はパ・リーグの試合をあまり見てないと思うんですよ。機動力を使うと言っているのに、セ・パの盗塁王、聖沢(楽天)と大島(中日)を外しちゃったでしょ。言うことと、やってることが違う。本多(ソフトバンク)がベンチだけど、彼も敵に回したら嫌な選手ですよ。走塁のセンスはいいものをもっていますからね。(勝っているのは)投手がしっかりしているから。投手が試合を壊さないじゃないですか。我慢して、我慢して抑えていって、後半逆転するという展開でしょ。見ていると選手もイライラしてたまらないでしょ」と選手に同情した。