阪神が18日のヤクルト戦(神宮)で0―1と敗れ、オープン戦3連敗となった。一時は負けなしの5連勝を決めるなど首位を快走していた順位も徐々に後退。本番が近づく中での失速だけに、本来なら深刻な事態だが、なぜかチーム内からは「それでもOK!」と力強い声が飛び出している。
開幕カードで対戦するヤクルトに惜敗を喫した和田豊監督(50)は「今日は反省の多いゲーム。こういう試合を拾っていかないと勝ちは先行していかない」と厳しい表情で話した。オープン戦序盤から絶好調だった新猛虎打線も17日の西武戦ではわずか1得点。そして、この日は完封を喫するなど下降線で指揮官も「ちょっと打線も落ち気味」と不安そうに話した。
しかし、球団関係者は「オープン戦であまり勝ってもね。これくらいがちょうどいい。過去のこともあるし」と楽観的だ。
過去――。それは球界に語り継がれる「オープン戦で優勝したチームは本番で勝てない」というジンクスだ。特に21世紀となった2001年以降は顕著だ。オープン戦を制して公式戦でもリーグ優勝を飾ったセ・リーグ球団は一つもない。パ・リーグでも08年の西武だけだ。例えば昨年のオープン戦覇者・ヤクルトは3位、一昨年の王者・阪神は4位に沈んだ。
オープン戦の優勝は「シーズンに関係ない」どころか「優勝が遠のく」と過去のデータが雄弁に物語っているのだ。このためチーム内では「オープン戦1位は嫌な感じ。少し落ちるくらいがいい」と絶好調だったオープン戦序盤からささやかれていた。
さらに虎の歴史をひもといてもオープン戦Vは歓迎できない。リーグ優勝した03年は3位、05年は4位だった。そこでチーム関係者は「ウチとしては首位よりちょっと下がゲン担ぎとしてちょうどいい」と指摘。この理論だと現在の4位は過去にもV実績があるベストポジションだ。
過酷なペナントレースを勝ち抜くためには実力はもちろん、運も重要な要素というのが球界の定説。後々、プラスに転じるのであれば、目先の“負け”も大歓迎だ。
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