柔道界の迷走が止まらない。18日に行われた全日本柔道連盟の理事会で、相次ぐ不祥事を受けて佐藤宣践副会長(69)が上村春樹会長(62)ら執行部の責任を追及したものの、賛同者はまさかのゼロ。上村会長ら幹部の交代はなく、責任問題はうやむやになった。この異常事態に“女三四郎”こと山口香日本オリンピック委員会理事(48)が怒り心頭。本紙の直撃に応じ、全柔連の姿勢をメッタ斬りにした。
注目の理事会は上村会長の“圧勝”という幕切れとなった。暴力・パワハラ問題に続き、助成金の不正利用問題が発覚し「世間の常識からしても辞任するのが筋」と執行部の責任を訴えた佐藤副会長は孤立。執行部は全員が続投し、誰一人責任を取ることはなかった。
山口氏「ここまで女子の問題から始まって、お金の問題まで出てきている。一般的な企業や社会の常識からするとどなたかが責任を取るべきだと思いますけど、理事会のメンバーは誰もそうは思わなかった。私が思っている認識と、全柔連の認識がちょっと違うんだと思います。万が一でも会長を守りたいという総意で(続投を)了解されたんであれば、それ以外のどなたかが責任を取るのが一般的」
理事会の冒頭では嘉納行光名誉会長(前会長)が「柔道人として一枚岩でやっていきましょう」と呼びかけた。柔道界において、講道館創始者の嘉納治五郎は「神」のような存在。その孫にあたる嘉納氏の“神の声”が理事会の方向性を決定づけたとの指摘もある。山口氏はこれにも納得がいかないという。
「全柔連の前会長が、どういうお立場でそういう発言をされたのか。また理事会に参加されたのか。大変失礼な言い方ですけど、大学でも前学長が理事会に出ることはないんですよね。どういうお立場で発言されたのか、そこに疑問を抱かない組織というのは、私とは認識が違う」
孤立無援の佐藤副会長は「発言がないから分からない」と他の理事から意見が出なかったことを嘆いた。「ご本人(上村会長)もおられるし、執行部もおられるからね」と言いにくい雰囲気を理由に挙げたが…。
「(全柔連は)基本的には上の人には誰もモノを言えない。結果的に留任されることが決まったのであっても、きちんとディスカッションされ、責任の所在がどうなのか認識され、それでもやっていく、一枚岩でやりましょう、というなら分かる。議論されなかったっていうのは、この問題の真相も見えてこないということです」
一方、園田隆二前監督(39)の後任となる女子代表監督は、女子ジュニア担当の南條充寿ヘッドコーチ(40)が昇格。また強化副委員長兼、新設される女子強化部長として、増地千代里氏(旧姓立野=42)が就任した。
「一つ申し上げたいのは、どういうプロセスで選ばれたのか。園田君が辞任した後、一度たりとも(女子)強化委員会が開かれていない。強化委員会ですら議論がない中で、どうやって選出するのか。南條も増地も私の(筑波大の)後輩で教え子みたいなもの。でも、人がどうこうじゃない。大事なのは組織としてプロセスを踏むか。私は社会人として理解できない。学部長がどんなに立派でも、会議も開かず決めるのはないですよね」
山口氏は暴力・パワハラを告発した15選手の後ろ盾となって発言してきたが、結局は何も変わらず悲嘆にくれた。
「もう何が正しく、何が変なのか、分からなくなっちゃう。私が変なのか…。クレーマーのような、トラブルメーカーのような扱いをされてね。佐藤先生もそういうふうに扱われたんでしょうけど、私はそれは違うと思う。みんなに長い時間をかけて、判断してもらうしかないかなと思いますね」
柔道界の体質は変わるそぶりさえ見せない。
「第66回日本選手権競輪」(GⅠ)は19日から6日間、東京都の立川競輪場で開催される。東スポWEBでは特設カテゴリーを設置し、選手のインタビュー動画、記者の推奨レース予想などをお届けします。
時は来た。ブシロードから発売されているネット対戦型トレーディングカードゲーム「キング オブ プロレスリング」 の第6回公式リーグで「東スポ杯」(3月29日午前6時から4月2日午後10時までの5日間)の開催が決定した。
現在 ホールを席巻中の「ぱちんこCR北斗の拳5 覇者」。 16R大当たりの出玉“2400”発という破壊力を体感するために、台の情報を伝承せよ!©武論尊・原哲夫/NSP 1983,版権許諾証YAK-105 ©Sammy