WBCに7人の選手を供出した巨人が、今最も心配しているのが阿部の精神的ダメージだ。日本代表主将としての重圧だけでなく、3連覇を逃したショックは計り知れないとあって、チーム内から「今季は主将を免除すべきだ」の意見が飛び出した。さらにはWBC期間中の“臨時主将”高橋由の任期延長を要望する声も上がっている。
阿部は日本ラウンドの時から「もうこれで(1年が)終わってもいいくらい」「すごい重圧」とインタビューなどで話しており、球団関係者からは「本当かよ。大丈夫かな」の声が上がっていた。
日本代表主将としての重圧に加え、準決勝で敗れたショックは想定外。フィジカル面については「出ていない試合もあったし、それなりに休めているはず。問題ないでしょう」(チーム関係者)というが「メンタル面はどうかな、分からないね」。今の阿部の精神状態に関してはどう対処していいか分からないのが現状だ。
そこで上がっているのは「阿部の主将免除」と、WBC期間限定だった高橋由の主将継続。原監督は「今年は慎之助のチームではない」としながらも「でも(阿部が主将であるという)位置づけとしては変わってはいない」と、再び主将に戻すつもりでいる。
しかし巨人に戻っても主将、4番、さらには日本一連覇の責任と、プレッシャーのかかる立場は変わらない。「せめてキャプテンの肩書くらい外してあげれば、少しは楽になるのでは」の流れになるのは当然だろう。
そしてもう一つ、チーム内で「由伸主将」を推す理由があった。「期間限定だからね。やっぱり阿部がいる手前、キャプテンの役割をやることにちゅうちょしていた。周囲から主将という見方をされることにも困惑しているようだった」(チーム関係者)。もともとグイグイ引っ張るタイプではないが、阿部に対する配慮が多分にあったのは間違いない。疲労困ぱいの阿部をサポートするべく、1年間チームを引っ張るという大義名分ができれば、高橋由も遠慮なく主将の役割を務められるはずだ。
目前と迫った開幕までどういうケアがなされるのか。
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