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難民認定申請10年前の10倍に
3月20日 13時55分

去年1年間に難民認定を申請した外国人は10年前のおよそ10倍の2500人余りと過去最多になり、法務省は「日本で難民と認められれば、教育や福祉を受けることができると思われているためではないか」と分析しています。

法務省によりますと、去年1年間に難民認定を申請した外国人は2545人で、前の年より678人、率にして36%増加しました。
これは、日本で難民の認定制度が始まった昭和57年以降、最も多くなり、10年前の平成14年のおよそ10倍に上っています。
国籍別では、トルコが423人、ミャンマーが368人、ネパールが320人などとなっています。
一方で、去年、難民と認定されたのは18人にとどまっています。
また、難民としては認定されなかったものの、すでに日本人と結婚して子どもがいるケースなど、人道的な配慮が必要だとして日本での滞在が認められた人が112人いました。
難民認定の申請が増加していることについて、法務省入国管理局は「海外で大きな情勢の変化があったわけではなく、日本で難民と認められれば教育や福祉を受けることができると外国人から思われているためではないか」と分析しています。

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