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米 TPP農業分野で日本を見極めへ
3月20日 7時24分

米 TPP農業分野で日本を見極めへ
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日本のTPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉への参加について、アメリカの交渉担当の責任者は、農業分野など日本側の複雑な課題は理解するとしながらも、日本が高いレベルでの自由化にどこまで応じる姿勢があるのか、慎重に見極めていく考えを示しました。

これは、アメリカの通商代表部のカトラー代表補が19日、ニューヨークで行った講演で述べたものです。
カトラー代表補は、日本がTPPの交渉への参加を表明したことについて、「非常に重要な表明だった」と述べて、日本の姿勢を評価しました。
そのうえで、「農業が日本にとってデリケートな分野であることは理解している」と述べ、交渉参加に反対意見も出ている日本側の複雑な課題に理解を示しました。
一方で、「TPPはすべての品目が対象となる交渉だ」とも述べ、日本が高いレベルでの自由化にどこまで応じる姿勢があるのか慎重に見極めていく考えを示しました。

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