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飼育46年、国内最長のオオサイチョウ死ぬ 福岡・久留米

2010/11/27 2:24
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 福岡県久留米市の久留米市鳥類センターは26日、東南アジアの熱帯ジャングルに生息する鳥で、同センターでの飼育期間が46年と国内最長だったオオサイチョウの雄「カンタ」(体長約1メートル、体重約3キロ)が23日に死んだと発表した。老衰のためとみられる。

 オオサイチョウはブッポウソウ目の大型の鳥で、頭部が黄色のヘルメットのような形をし、大きな黄色のくちばしを持つのが特徴。国内で飼育している施設は限られる。

 同センターによると、1964年からカンタを飼育。当初から成鳥で実年齢は不明だが、同センターで生きた46年だけでも人間でいえば約100歳に相当する。飼育期間は国内最長で、把握できた範囲では世界でも3番目に長かったという。

 カンタは約1週間前から動きが鈍くなり、22日には大好物のブドウにも口をつけなかった。23日朝、よろめいていたため飼育員が屋内に移し、最期をみとったという。

 同センターは、鳥を中心に約80種類を飼育する動物園。中でもカンタは人気者だったといい、世話をしてきた職員の大久保武文さんは「ご苦労さまと言ってあげたい」としみじみ。カンタの鳥舎には写真を飾り、花を供えているという。〔共同〕

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オオサイチョウ、久留米市鳥類センター、カンタ、飼育、飼育期間、最長、久留米市

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