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【グラニュース】


本多、さらなるブレークを あすナビスコ杯C大阪戦

2013年3月19日 紙面から

 名古屋グランパスのルーキーDF本多勇喜(22)が18日、定位置奪取への思いを口にした。プロ初出場した16日のJリーグ甲府戦で後半ロスタイムに劇的なゴールを挙げ、チームを勝利に導いた。20日のナビスコカップ1次リーグ第1節のC大阪戦でもスタメンが濃厚で、「守備でも攻撃でも貢献する。レギュラーを取りたい」とさらなる大ブレークを狙う。

 衝撃デビューを飾った甲府戦からオフをはさんで2日。練習で軽めに体を動かした本多は、劇的なゴールに今も興奮冷めやらぬ様子だ。

 「友だちからメールがいっぱい来て、びっくりしました。体はバキバキに張ってますけど」と照れ笑いを浮かべた。グランパスに今季初白星をもたらした最高のデビュー戦。喜びに浸るのは当然だが、次への課題もしっかり見据えている。甲府戦のビデオをチェックし、自らのウイークポイントを発見した。

 「自分から攻撃につながるようなパスがなかった。センターバックからいい配球をしていかないと、いい攻撃ができない」。試合中には攻撃の際のポジショニングをストイコビッチ監督から修正され、「サイドに寄りすぎて、サイドバックのスペースを消していた。ボランチとの距離も空きすぎた」。一つ一つのアドバイスを血肉に変えようとしている。

 クラブ史上初の「出戻り入団」を果たした男。グランパスU−18から一度はトップチーム昇格を逃したが、阪南大で急成長し、チームに再加入した。「しっかり努力してレギュラーを取りたい」と貪欲な姿勢を貫いた。

 次の相手はJリーグで開幕3連勝中のC大阪。本多が攻守で輝けば、レギュラー奪取も現実味を増す。 (木村尚公)

◆小川は右太もも痛める

 MF小川はC大阪戦の出場が絶望的となった。甲府戦で右太もも裏を痛めたもようで、18日の練習は別メニュー調整。「肉離れ気味の状態。次は無理だと思います。週末の試合に出られるかどうか」と見通しを語った。早くても23日のナビスコカップ鳥栖戦での復帰となりそうだ。

 

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