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日本を覆う「NDS症候群」—あなたの職場は大丈夫?

2013/03/19


オルタナ編集長、森さんのコラムが面白いです。


日本を覆う「NDS症候群」

その懇親会で、こんな会話があった。何か新しいことをやろうとしても、「何かあったら誰が責任を取るんだ?」という一言で頓挫してしまうと。

これは、いま日本の閉塞感を醸し出している悪い病気だろう。これを「NDS症候群」と名付けたい。すなわち「N=何かあったら D=だれが S=責任を取るんだ?」。

この一言で、多くのアイデア、ビジネスプラン、イノベーション、進取の気質、希望が闇に葬り去られたに違いない。

編集長コラム)「何かあったら誰が責任を取るんだ?」

あるあるですねー。もう日本で働くビジネスパーソンなら、100%頷いてしまう病気です。

最近だとパナソニックのエアコン騒動思い出しますね。やや複雑な問題ですが、これも結局「もし誰もいない室内で火事が起きたら、誰が責任を取るんだ!」的な文化の産物だと思います。

言わずもがな、「NDS症候群」が蔓延している職場は、変化の波を乗り越えることができないでしょう。ババ抜きのババを抜かないよう、責任を取るのを恐れた結果、自分が立っている地盤が沈下してそれどころじゃなくなる、なんて滑稽な姿を想像します。


「許可を願うより、許しを請え」

「何かあったらだれが責任を取るんだ?」なんてことを言ってたら、何も新しいことはできません。その点、ブラジルの異色の大企業、セムコの経営にはヒントがたっぷりです。

直感力を重視。人間は直感にもとづいて行動することをもっと奨励されるべき。まずはやってみて、失敗すれば謝ればよい。

セムコには「許可を願うより、許しを請え」というモットーがある。直感に従って行動することを許可されないかぎり、誰もマニュアルを超えて考えようとしない。

挑戦なんてものは、とりあえずやってしまって、何かあったら後から謝ればよいのです。十中八九、問題は起こりませんしね。


MOY、GIY、OAT…

NDSの語呂を踏襲すると、色々な用語を生み出すことができそうですね。change.orgの絵美さんの投稿には、「MOY(M=まず、O=おれが Y=やる)精神」「GIY(こちゃごちゃ 言わずに やっちまいな!)」なんて略語が紹介されています。

ぼくが素敵だなと思うのは、

・OAT(O=おれが A=謝っとくから T=突き抜けろ!)
・SSK(S=失敗 S=してから K=考えろ!)
・OOM(O=おれは O=おまえの M=味方だ!)

なんて標語でしょうか。いまいち語呂がよくない…。「NDS症候群」はホントにありそうでうまいですね。流石編集長。


みなさんも良い略語があれば、ポジティブ、ネガティブ問わず、ぜひコメント欄に書き込んでみてください。


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