駐留部隊:米女性兵士の3割、軍内部でレイプ被害 毎日新聞 2013年03月19日 02時30分 軍内性暴力問題を訴える集会を前に、イラクで変死した女性兵士ラベナ・ジョンソンさんの両親と話すコーリン・ブッシュネルさん(右端)=米ミズーリ州セントルイスで2012年9月(ブッシュネルさん提供) 退役軍人庁の11年の統計によると、ホームレスの女性退役軍人のうち39%が軍内性暴力の被害者だ。市民団体「女性兵士行動ネットワーク」によると、10年に退役軍人庁のPTSD認定基準が緩和されたが、MSTは申請の32%しか認められていない。全体平均は53%だ。 米国防総省は1月、直接戦闘地域への女性派遣を禁ずる規定の撤廃を発表した。ブッシュネルさんは女性の戦闘任務参加を歓迎しつつ、「今ですら性暴力の告発は難しい。最前線で公正な判断ができるのだろうか」と不安を語った。【ロサンゼルス堀山明子】 前のページへ 1 2 次のページへ