八回一死一、二塁、重盗のサインで飛び出した内川は、井端のストップに気づかずタッチアウト。反撃のチャンスがしぼんだ(撮影・岡田亮二)【拡大】
WBC準決勝(17日、日本1-3プエルトリコ、サンフランシスコ)日本は準決勝で、プエルトリコに1-3で敗れた。2点を追う八回一死一、二塁の好機で、一走の内川聖一外野手(30)=ソフトバンク=が飛び出して挟殺された。山本浩二監督(66)の方針は、打ち勝つ野球と機動力野球との間で揺れ動き、最後は日本自慢のスモールベースボールが空回りして、自滅のような敗戦。3連覇の夢は途絶えた。