棍術(gun-shu)は日本で言う棒術です。
日本の「棒」は主に樫を使いますが、中国の「棍」は一般的に“白蝋”という、よく
しなる
木を使います。
棍術は拳術より早く発生した技術と言われ、人類が最初に使用した武器と考えられています。
只、歴史の割に種類は少なく、亜流としては短棍(鞭杆)、三節棍等があるくらいです。
「月棍」「百日棍」等と言われ、1ヶ月〜3ヶ月で修得するものであると言われます。
各流派において重視される兵器ですが、崇山少林寺の少林棍が特に有名です。
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