世直し、前衛芸術、競馬、坐禅、音楽など、なんでもあり

「ロータス人づくり企画」コーディネーター。元早大講師、微笑禅の会代表、探偵業のいと可笑しき雑談。
 

第3回名画鑑賞・意見交換会・・・・主権回復を目指す会より転載

2013年03月18日 23時31分12秒 | 世直しのためにどうすべきか

第3回名画鑑賞・意見交換会  『カルメン故郷に帰る』

─ 喜劇とはペーソス(悲哀)をなくして語れない ─

【開催趣旨】
日本人の心の繊細さ、多様性を知らずして、わが国の文化と伝統を語ることは難しい。それは感性を養う作業であり、主として我々は優れた文学作品や名画を通し、豊かな心のあり方を会得していく。そうした観点から主権回復を目指す会は今年度から月一回の予定で名画鑑賞・意見交換会を開きます。

第3回目 『カルメン故郷に帰る』  昭和26年(1951)松竹制作 監督・脚本:木下惠介  主演:高峰秀子、小林トシ子、望月優子、佐野周二
 映画・カルメン故郷に帰る主題曲「そばの花咲く 木下忠司作詞・作曲」
 http://www.youtube.com/watch?v=jCVkYkyRODM

※写真 故郷に“錦”を飾った悲喜劇を熱演した高峰秀子

『カルメン故郷に帰る』 は日本初のカラー長編映画、富士フイルムの素晴らしい保存技術で、今なお鮮明な画像が鑑賞できる。舞台となった浅間山高原の田園風景から、澄みきった空気の匂いが、風に揺れる白樺の葉擦れが伝わってくるようだ。

幼少時の怪我で少々頭の具合が悪い村娘が、都会でストリッパーとして名を成し、故郷に帰った騒動が軽妙・洒脱なタッチでテンポ軽やかに、小気味よく描かれている。木下惠介の演出はこの映画を単なるドタバタ喜劇ではなく、観るものをして笑いの後の結末に、生きることの哀感を感じさせる。喜劇とはペーソス(悲哀)をなくして語れない。


日時:平成25年3月20日(水) 17:30開場 17:50上映開始

場所:文京区民センター(2−C会議室) 東京都文京区本郷 4-15-14 03(3814)6731
地図: http://www.jca.apc.org/~monsoon/bunkyoukumincenter.htm
アクセス:地下鉄 春日(大江戸線、三田線)、後楽園(丸の内線、南北線)、JR 水道橋

※会場負担費:300円(任意)

連絡:西村(090-2756-8794)
ジャンル:
コラム
キーワード
カルメン故郷に帰る 主権回復を目指す会 生きること 小林トシ子 ドタバタ喜劇
コメント (0) |  トラックバック (0) |  この記事についてブログを書く
Messenger この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック
« 原爆について | トップ

コメント

コメントはありません。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。
下記数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。この数字を読み取っていただくことで自動化されたプログラムによる投稿でないことを確認させていただいております。
数字4桁

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。

あわせて読む