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震災がれきの最終便が到着
東日本大震災の被災地、宮城県石巻市のがれきを受け入れ西日本で初めての広域処理を行ってきた北九州市に18日、石巻市のがれきを積んだ最後のコンテナ船が到着しました。
北九州市門司区の港には、18日午前7時半すぎ、石巻市のがれきおよそ850ンを積んだコンテナ船が到着しました。
北九州市は被災地の復興を支援しようと、去年9月から石巻市のがれきを受け入れ、西日本で初めてとなる広域処理を行い、これまでにおよそ2万トンあまりを焼却処理してきました。
北九州市は当初、来年3月までがれきの受け入れを続ける予定でしたが、宮城県ががれきの処理量を見直したところ、想定より少ないことがわかり県内での処理のメドが立ったとして、今月いっぱいでがれきの受け入れを終えることになりました。
最後のがれきを積んだコンテナはクレーンを使って岸壁に下ろされたあと、トラックに積み込まれ、市内の積み出し基地に向けて運ばれました。
がれきの受け入れが今月で終わることについて、北九州市循環社会推進部の諌山修部長は、「西日本で初めて災害廃棄物を受け入れたことで東北の復興の手助けになったと思っている。処理を行うあと10日あまりの間、事故のないように全力で尽くしたい」と述べました。
03月18日 20時16分
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